住友林業の値引き額の平均!確実に値引きを行う方法と交渉のポイント・わが家の実例も

我が家の実例あり 住友林業の値引き額の平均 確実な方法と交渉のポイント

注文住宅は高い買い物だからこそ、少しでも費用を抑えたいですよね。

特に住友林業のような大手ハウスメーカーの場合、「値引きってできるの?」「どのくらい下がるの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、住友林業で家を建てた僕自身の体験をもとに、値引きの平均額や確実に使える方法、交渉のコツまで詳しくお伝えします。

最終的には800万円以上の値引きとなったわが家のケースもご紹介していますので、これから住友林業で家づくりを検討されている方の参考になればうれしいです。


目次

住友林業の値引き額の平均はどのくらい?

マイホーム購入・費用計画のイメージ

住友林業では、さまざまな値引きサービスが用意されています。それに加えて値引き交渉を行うことで、平均で本体工事費の6〜10%程度は値引きが可能と言われています。

ただしこの数字は、あくまで目安です!

プランや時期、値引きサービスの内容などによって目引きできる金額は異なるので、頭の片隅にそのことをそっと置いた上で、計画を進めると良いかもしれません。

住友林業の値引きの限界値は?

実際のところ、住友林業の値引きには「おおよその上限」があります。

平均的には建物本体価格の6〜10%といわれていますが、個人の交渉で引き出せるのは5%前後が目安です。

それ以上の値引きを求めようとすると、仕様の見直しやオプション削減など、別の方法でコスト調整する提案に切り替えられるケースもあります。

また、10%を超えるような大幅な値引きは、紹介制度の利用やキャンペーン適用など、複数の条件が重なった特例的なケースです。

つまり「自分の交渉だけでどこまで下がるか」という観点では、5%程度が現実的な限界値!そこからさらに費用を抑えたい場合は、制度をうまく組み合わせるのがポイントです。

住友林業で確実に値引きを行う(費用を抑える)方法4つ

マイホーム購入時の値引きのイメージ

ここでは住友林業が提供している、「交渉いらずで確実に値引きにつながる」方法を3つご紹介します。

住友林業で家づくりを計画している方は必見です!

キャンペーンやイベントを活用する

住友林業では、期間限定のキャンペーンやイベントなどを随時行っています。これらを活用することで、値引きが適用されます。

たとえば、モデルハウスとして一定期間公開する代わりに建築費を割引する「モニターハウスキャンペーン」や、家具・インテリアが特別価格で購入できる「インテリアフェア」などが代表的です。

また、決算期にあたる3月や9月には、大きな特典がつくこともあります。過去には「〇〇円の建築費用をプレゼント」といった、太っ腹な値引きキャンペーンも行われていました。

MY HOME PARKに登録する

「MY HOME PARK(マイホームパーク)」とは、住友林業のモデルハウスやイベント情報をオンラインで閲覧できるサービスです。登録するだけで割引が適用されます。

費用はかからず簡単に登録できるので、情報収集の一環としても活用できますよ。

補助金制度を申請する

値引きとはちょっと違うかもしれませんが、住まいの機能性によっては、補助金制度を活用できる可能性もあります。

たとえば、「子育てグリーン住宅支援事業」では、GX志向型住宅や長期優良住宅、ZEH水準住宅などに40万〜160万円の補助金を提供しています。住宅に関する国の補助金制度は併用できないものがほとんどです。そのため住宅関連の補助金制度の中では、この子育てグリーン住宅支援事業がもっとも効率的だと思います!

そのほかにも、住まいの地域によっては高性能エアコンの導入や外壁工事、太陽光発電や給湯器などに補助金が出る場合もあります。これら地域の補助金は国の補助金と併用できるものが大半です。

種類が多くややこしいので、補助金制度については一度、住友林業の担当者に相談してみると良いですよ。

紹介制度の利用

その他の値引き制度や費用負担を抑えるコツの中でも、もっとも値引き効率がよく、確実な方法が住友林業の「紹介制度」を使うことです。

紹介制度とは、現在の住友林業のオーナーに、自分と住友林業の営業とをつないでもらう制度のこと。この制度を活用することで、建築費用の値引きが可能です!

また優秀な営業担当者が優先してついてくれるため、予算を相談しながら費用を抑えて家づくりをする上で、かなり有利になります。

紹介制度は僕からもご紹介できます。住友林業で家づくりを検討している方は、「健太郎のおうち」をLINE登録していただき、「紹介制度希望」とご連絡をください。このホームページのお問合せからご連絡いただいても大丈夫です。

住友林業で値引き「交渉」は成功する?

マイホームのイメージ

住友林業では、紹介制度やキャンペーンなど、あらかじめ用意された割引サービス以外にも、「値引き交渉」にもある程度応じてもらえます。とはいえ、交渉によって必ずしも希望通りの値引きが得られるとは限りません。

そもそも判断を下すのは担当営業ではなく、その上にいる責任者であることが多いため、営業さんの対応だけでは結論が出ないこともよくあります。内容によっては「それはできません」とはっきり断られることもありますし、逆にスッと通ることもあります。

結局のところ、交渉が成功するかどうかはケースバイケースです。だからこそ「やってみないとわからない」というのが正直なところです。

とはいえ交渉すること自体にそれほど大きなリスクはありません。あまり構えすぎず、「だめでもともと」という気持ちで聞いてみるだけでも、結果が変わるかもしれませんよ。

住友林業で値引き交渉を成功させるコツと魔法の言葉

商談のイメージ

値引き交渉は、ただ強くお願いするだけではうまくいかないかもしれません。

大切なのは、相手に納得してもらえる理由づけと伝え方の温度感です。そして、そうしたポイントを押さえるための魔法の言葉をいくつか覚えておくと、交渉がスムーズに進みやすくなります。

ここでは、実際の交渉で使いやすい「魔法の言葉」をいくつか紹介します。

土地の契約は他社を検討する|「仲介手数料を節約したいんですよね」

土地探しも住友林業で依頼する場合、土地の仲介手数料が発生します。仲介手数料は「物件価格の約3%+6万円+消費税」が一般的な金額です。3,000万円の土地の場合、仲介手数料としておよそ100万円前後が必要になる計算です。

しかし、不動産会社によってはこの仲介手数料を「0円」としているところもあります。そこで住友林業に「土地の契約は他社で進める予定です。仲介手数料を節約したいんですよね」と伝えてみましょう。

他社仲介で土地契約をされるよりも、自社ですべてまとめたほうが管理がしやすくコストも抑えられるもの!営業担当によっては「では手数料分は値引きしましょう」という流れになるかもしれません。

費用ではなく物で値引きを交渉する|「エアコン1台サービスならどうです?」

金額の値引きが難しい場合は、オプションや設備のサービスをお願いするのもひとつの手です。

たとえば「この機会にエアコンを1台追加していただけませんか?」など、具体的な提案をするとスムーズです。 

とくに、契約後など金額の変更が難しいシーンでは、物で値引き交渉をする方法が有効な場合もあります。

値引きは率ではなく額で|「〇〇万円で約束してくれますね?」

交渉のコツは、「何%引き」よりも「いくら下げてほしいか」を明確に伝えることです。

その理由は、見積もり時にはオプション追加でどんどん費用が上がっていきやすいですが、プランがまとまってくると不要なオプションを外し、金額が下がっていくことが多いためです。

たとえば、3,800万円の見積もりが完成した時点で、200万円の値引きを確約してもらったとします。その後オプションを整理して3,200万円に減額したとしても、「値引き額」で契約が成立していれば割引はそのまま残ります。

一方で、「〇〇%の値引き」で話を進めてしまうと、減額後、値引き額も下がってしまいます。

金額は変わることも踏まえて、あらかじめ「値引きは〇〇万円で約束してくれますね?」と念を押しておきましょう。

住友林業への想いを伝える|「住友林業以外に考えていないんです」

「本気で住友林業で建てたい」と伝えることは、実はとても大きな後押しになります。

営業担当もやはり人なので、熱意を持って自社に向き合ってくれる人に対して、サポートしたいと思うもの。僕自身も、値引き交渉の際に同じセリフを言い、最終的な値引き額に良い影響を与えました。

「住友林業で家を建てよう」という結論に至るまで、さまざまな悩みや壁もあったはずです。これまでの気持ちや最終的に住友林業を選んだ自分の想い、を住友林業に直接ぶつけ熱意を理解してもらうことで、家づくりが良い方向に進みやすくなるはずですよ。

支店長がいたら直接交渉する|「上の方を呼んでもらうことはできますか?」

最終的な値引きの決定権を持つのは、担当営業よりもその上の責任者です。値引き交渉がうまく進まないなと感じたときは、支店長クラスと話をできないか、交渉してみるのもひとつの手です。

この際、担当者を責めるのではなく、「上の方を呼んでもらうことはできますか?」と丁寧に伝えるのがポイントです。

支店長クラスが同席するだけで、金額調整の可能性がぐっと広がることがあります。

お祝い事・イベントを理由にする|「来月、妻が誕生日なんです」

これは住宅業界に25年勤めた僕の経験則でもあるのですが、値引きをする側としても、わかりやすい理由があると対応しやすくなります。

たとえばお子さんの誕生日や入学祝い、ご主人の転職など、そうしたライフイベントの前後は「お祝いとして…」と値引きに応じやすくなります。

ぜひ、金額の交渉の際は直近のライフイベントを話題に出し、値引きのきっかけとして活用してみてください。温かいやり取りが良い方向に働くことは少なくありません。

住友林業で値引き交渉する際のベストなタイミング

マイホーム購入時の値引き交渉時期のイメージ

交渉の内容と同じくらい大事なのが、「いつ交渉するか」というタイミングです。

住友林業の場合、「見積もりが出てから契約を結ぶまでの間」に値引き交渉を行いましょう。この期間は、間取りや仕様の調整とあわせて価格交渉もしやすく、営業さんも上司に掛け合う余地があるタイミングとなっています。

逆に契約を結んだあとでは大きな金額調整は難しくなります。たとえばオプションの追加やグレード変更はできても、工事費そのものを値引きすることは現実的ではありません。

ですので「このプランで本当に決めていいのか」と迷っている段階で、遠慮せず相談してみることをおすすめします。決して無理なお願いではなく、真剣に検討しているからこその確認だと受け取ってもらえます。

わが家の値引き額

住友林業で建てた我が家のリビング

ここからは、わが家の実際の値引き額をご紹介します。

こちらが、僕の交渉と住友林業のがんばりによって実現した値引き内容です。

  • 工事費用:-10%
  • エコワン工事分の金額:-100%
  • マイホームパーク:-25万円
  • 屋外給排水工事:-100万円
  • ミストサウナ:-30万円前後
  • 家具費用:-50万円前後
  • 外構費用:-10%

金額にすると、おおよそ800万円前後です。

おそらく、住友林業オーナーの中でも、かなり値引きをしてもらっている方だと思います。なぜ、こんなに値引きができたのか?それぞれの内容を、サクッと解説します。

工事費用:-10%

工事費用は10%値引きしてもらうことができました。僕は紹介制度は使用していないませんが、その状況でこれだけ値引きができたのは、少し驚きでした。

エコワン工事分の金額:-100%

実はわが家はエコワンは不要だったので、見積もり提示後に通常の給湯器に戻してもらっています。そのとき「エコワンの原価分だけでいいから、設備費用を値引きしてほしい」と伝えたところ、原価分ではなくエコワンの全額費用分値引きしてくれました。

マイホームパーク:-25万円

これはマイホームパークに登録するだけで値引きになる制度です。どなたでも該当します。

屋外給排水工事:-100万円

こちらの値引きは、「わが家が完成した後、必要であればモデルハウスとして活用してくれても良い」という条件を提示したこと、それに加えて「相見積もりは取っておらず、住友林業以外で家をつくることは頭にない」という熱意を伝えたことで実現しました。

交渉時の想いの伝え方が、最終的には支店長にも届いていたように感じています。

ミストサウナ:-100%

値引き交渉がだいぶ煮詰まり、住友林業が「これ以上はもう…」となってきた段階で「では現状の価格はもう下げなくてもいいから、何か物を別途サービスしてほしい」と言ってみたところ、ミストサウナを工事費無料で設置してくれました。言ってみるものですね…!

家具費用・外構費用

ここは少し細かい部分なのですが、家具はインテリアフェアで購入したので定価から-10%で購入できています。さらに外構工事は住友林業緑化に依頼しており、こちらも値引きされています。

ちなみに後から知ったのですが、実は家具メーカーによっては住友林業と提携しているところがあり、インテリアフェアを活用しなくても同様の割引を受けられるケースがあります!

実際に僕も、インテリアフェアを活用せずに一般の家具屋で購入した物もあるのですが、そのとき試しに店員の方に「住友林業と提携していますか?」と聞いてみたところ、提携しているとのことで割引してもらえました。

もしこの情報を最初から知っていれば、インテリアフェアでまとめ買いをせずに、もっと気楽に家具屋さんを回って選ぶ楽しさを味わえたのかも…と、少しだけ後悔もしています。

【ちょっとこぼれ話】紹介制度の割引は「紹介者の値引き率」に比例する

中庭でくつろぐ

繰り返しになってしまうのですが、住友林業の紹介制度は「住友林業オーナーに住友林業につないでもらうことで、特別割引が適用される」というものです。

この紹介制度の割引率は公式には明言されていないのですが、実は、紹介者がどれだけ値引きしてもらったかに連動しています。

たとえば僕のように値引き交渉である程度の成果が出たケースでは、紹介を受けた方にも、比較的大きな割引が適用されやすいようです。これは住友林業の営業からも「そういう傾向があります」というふうに聞いています。

僕が家を建てたときにこれだけの値引きが適用されたのは、たまたま条件やタイミングが良かった部分もあると思います。ですが紹介する側がどれだけ優遇されたかが、そのまま紹介先のメリットにもつながるのは、僕自身もちょっと嬉しい仕組みです…!

「せっかく住友林業仲間が増えるのなら、少しでも良い条件で家づくりをスタートしてほしい」と思っているので、もし気になる方がいれば、公式LINEやこのサイトの問合せページから、遠慮なく声をかけてくださいね。

住友林業で値引きの失敗例

住友林業に値引き交渉を行う際、「もう少しがんばれば値引きできたかも」というケースや「あそこまでの交渉はやめておくべきだった」など、交渉に対して後悔する声も少なくありません。

ここでは、実際によくある値引きの失敗例を紹介するので、同じ失敗を避けるために役立ててください。

値引きを「率」で交渉してしまった

「5%引きにしてください」と伝えたものの、契約後にオプションを削った結果、値引き額まで減ってしまったというケースは、よくある失敗例です。

住宅購入時の値引き率は、減額後の金額を基準に再計算されるため、率で交渉すると実際の値引きが思ったよりも小さくなることがあります。

値引き交渉の際は「額」で確約してもらうことを、忘れないようにしましょう。

無理な交渉で険悪なムードになってしまった

「他社ではもっと安かった」「〇〇万円下げてくれなければ契約しない」といった強気な姿勢で交渉してしまい、担当営業との関係が悪化してしまうこともあります。

家を建てた後も担当営業と長い付き合いを続けていくのが、住友林業のスタイルです。そのため担当者との関係悪化は、今後の暮らしにも悪影響を与えます。

家を建てたあとも心地よく安心して過ごすために、あまりにモラルを欠くような非常識な交渉は避けるようにしましょう。

値引きがオプションに反映されなかった

じつは値引きが適用されるのは、本体工事費に限られることが大半です。

照明や造作家具などのオプション費用には値引きが反映されない場合もあるため、注意が必要です。

それを知らずにオプションをどんどん追加してしまうと、最終的に当初の予算より高額になってしまうこともあります。

まとめ|住友林業の値引きは紹介制度の活用がもっとも効率的!

住友林業では、紹介制度やキャンペーン、補助金の活用など、あらかじめ用意されている制度をうまく使えば、費用をしっかり抑えることができます。さらに「住友林業で建てたい」という熱意を伝えることで、交渉にも誠実に応じてもらえる印象でした。

とはいえ誰にでもすべての方法が当てはまるわけではありません。時期や担当者によって変わる部分もあるので、自分のケースに合わせてひとつずつ確認していくことが大切です。

もし住友林業での家づくりを本格的に検討されている方は、紹介制度の活用を強くおすすめします。僕からの紹介であれば、比較的しっかりとした割引が受けられると思いますので、気になる方はお気軽にご連絡くださいね。

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