住友林業の家がつくる「ペットと暮らす家」の特徴!快適に過ごすための工夫や注意点

ペットと一緒に暮らす家は、さまざまな工夫が必要です。
わが家にも犬が2匹いますが、床や間取り、換気などペットに配慮しつつ、人も心地よく暮らせる家づくりを目指しました。
ペットは家族。だからこそ、家を建てるときは「ペット目線の快適さ」をしっかり考えたいところですよね。
この記事では、住友林業の家でどのようにペットとの暮らしを叶えられるのか、住友林業で家を建てた方の実例も交えながらご紹介していきます。
これから家づくりを考えている方はもちろん、すでにペットと暮らしている方の「もっとこうしたい!」というヒントにもなれば嬉しいです。
ペットと快適に暮らす住友林業の特徴
ペットと暮らす家では、床材や空気の環境など、注意すべき点が数多くあります。
ここでは、住友林業の家が実現できる「ペットと暮らす家」の特徴を、紹介します。
滑りにくく水に強い床材
住友林業では「挽板(ひきいた)」と呼ばれるフローリングの種類がとても豊富です。
挽板とは、表面に2〜3mmほどの本物の木を貼った床材のこと。見た目は無垢材に近く、表面はすべりにくくなっています。

さらに、挽板は無垢材に比べて水にも強いので、もし粗相をしてしまってもサッと拭けば問題ありません。
ペットのためにも人のためにも、床は「気持ちよくて扱いやすい」が一番ですね。
気になるニオイを除去しやすい換気・空調システム
ペットと暮らすうえで、もうひとつ気になるのがニオイの問題です。
住友林業では、全館空調システム「PRIME AIR(プライムエアー)」を採用することができます。

このシステムは、ただの空調ではなくきちんと換気もできるのが特長です。高性能なフィルターが設置されており、外から入ってきてほしくないホコリや花粉はしっかりカットしながら、室内の空気を入れ替えてくれます。

さらにおすすめしたいのが、第三種換気の排気ダクトを、犬のトイレや寝床近くに配置すること! ニオイが気になる場所から空気を外に逃がす仕組みがあると、室内全体が快適になります。
ちなみに、排気ダクトの近くにはコンセントもつけておくと便利です。あとから冷暖房器具を置きたくなったときにも困りません。
愛犬・愛猫の動線を考えた間取りプラン
「ペットが家の中を自由に走り回れるようにしたり、トイレや寝床、庭への移動をスムーズにしてあげたい…」と考える飼い主の方も多いと思います。
ペットと快適に暮らすには、ペットのこのような動線も、意識したいポイントですよね。
住友林業では、「BF構法(ビッグフレームこうほう)」という独自の工法を用いて家づくりを行います。

BF構法では躯体に通常の約5倍もの大きな柱を採用しており、壁や柱の数が少なくても家の耐震性を保つことができるため、ペットが移動しやすい自由な間取りを実現できます。
ペットと暮らす際の注意点とその解決策
ペットと暮らす家づくりでは、「ペットの暮らしやすさ」につい着目してしまいがちです。
しかしお世話をする人間の負担や快適性なども、無視できないポイントと言えます。
ここからは、ペットと暮らす家づくりを行う際に、注意しておきたいポイントとその対策をまとめてみました。僕自身の経験も踏まえた内容なので、ぜひ参考にしてください。
におい対策:換気・内装材の選び方
ペットと暮らしていて、気になる問題のひとつが「におい」です。ペットの種類や体調、生活習慣などによっては、ペットの糞尿や体臭のにおいが、気になるときもあるかもしれません。

不安な場合は、家づくりの段階であらかじめ消臭効果のある壁紙やペットトイレの近くに排気ダクトを設けるなど、消臭・換気計画を整えておくと良いでしょう。
また、空気の汚れを素早くキャッチする、高性能の空気清浄機の導入もおすすめです。
汚れ・傷:床や壁を守るコーティング&素材選定・設備の導入
無垢材の床はとても気持ちが良く、木の風合いが豊かな点が魅力ですが、水や傷に弱いという弱点があります。そのためペットのいる家では、無垢材は避けたほうが良い場合もあります。
木の風合い・触り心地を重視するのであれば、より水に強い挽板や、コーティングされたフローリング材などを選択したほうが安心です。

また、猫を飼っている場合は、爪とぎ対策も忘れてはならないポイント! 畳は傷つきやすいので、避けたほうが良いでしょう。どうしても壁で爪を研いでしまう場合は、壁に貼れる爪とぎシートなどを使うと便利です。
さらに玄関に足洗用の水栓をつけておくと、お散歩帰りの足洗いがとても楽になります。

その際、散水栓でなく立水栓のほうがしゃがむ必要がないので腰に負担がかかりません。お湯も出るようにしておくと、冬の冷たい水にペットが凍える心配もなくせます。
健康管理:家の温度をペット目線で調整
犬や猫は人間よりも体温調整が苦手といわれています。そのため、室内の温度を適切に保つことが大切です。
家の中の温度を快適に保つ方法はさまざまですが、その中でもおすすめなのは床暖房です。ペットは人間よりも床に近いため、床暖房を導入することで冬の寒さからしっかりと身を守ることができます。
また、エアコンを活用する場合は、スマホで遠隔操作できるタイプや、あとからスマートリモコンを導入できるようにしておくと、外出中でも温度調整ができて安心です。

シーリングファンで空気を循環させて、家全体の温度を均一に保つ工夫も有効です。
安全対策:転倒防止&誤飲リスクを減らす設計
ペットが安全に暮らせるようにするには、家具の高さや配置にも注意が必要です。

たとえば、ソファーはペットの体格に合わせた高さにすることで、ジャンプによる足腰への負担を減らせます。その際、テレビの高さもソファーの高さに合わせて調整しておくことで、人も心地よく過ごせるでしょう。
また、キッチンや階段など入ってほしくない場所にはゲートを設置すると安心です。電気コードや小物類は、なるべく見えない・触れないような設計にすることで、誤飲や感電のリスクも避けられます。
介護対策:高齢化したペットの世話をしやすい動線
ペットも年齢とともに足腰が弱くなったり、目が見えづらくなったりします。将来的な介護を見すえた家づくりも、できるだけ早いうちから考えておくと安心です。
たとえば、トイレと寝床を近くに配置して移動距離を短くする、段差をなくしてスムーズに移動できるようにするといった工夫が有効です。
寝室やリビングなど、飼い主と同じ空間で休めるような設計にしておくと、ペットも安心して過ごすことができます。
ペットとの暮らしに正解はなくて、その子の性格や健康状態、家族のライフスタイルによって必要な工夫は変わってきます。
たとえば住友林業のように、自由な間取りで柔軟に対応できるハウスメーカーもあれば、ペット専門の設備に強いメーカーもあるので、いろいろな会社のプランを見比べながら、「うちの子にとって一番合う暮らし方はどれかな?」と考えてみるのもおすすめです。
以下のサービスでは、専任のコンシェルジュが付き、希望や予算などを伝えるとぴったりのハウスメーカーや工務店などをピックアップしてもらうことができます。

まだ住友林業は候補のうちの1つでしかない場合や、他のハウスメーカーとの比較を検討したい場合は、ぜひ活用してみてください。
さらに、ペットと暮らす家の土地探しから始めたい方には、以下のサービスが便利です!

希望するエリアを入力するだけで、複数の不動産会社から物件情報の提案が届きます。非公開物件も紹介してもらえるので、穴場の土地が見つかるかもしれません。
住友林業で実現したペット共生住宅の実例
ペットと暮らす家づくりを計画する際は、実際の事例を参考にするのがおすすめです。
ここからは、住友林業でペットのいる家づくりを実現した事例を、紹介します!
吹き抜けリビングでのびのび暮らす家


広いリビングに吹き抜けのある開放感たっぷりの住まい。床には滑りにくいフローリングを採用し、犬が安心して走れる空間に。

室内と庭をつなぐテラスもあり、ペットが外へ自由に出入りできるよう工夫されています。
参考:住友林業事例「タイルの床で日向ぼっこ。 人も犬たちも心地よく」
猫が喜ぶキャットウォークのある家

こちらの住まいは、室内猫と暮らすご家族の実例です。

壁面にキャットウォークを設け、猫が上下に動ける遊び場を確保。小窓から愛猫が外を眺められるようになっているのもポイントです。

素材選びや動線などの随所に、配慮が感じられます。
参考:住友林業事例「愛猫とともに暮らす木質感あふれる平屋」
わが家の事例もご紹介!
うちには、愛犬が2匹います。彼女たちが快適に過ごせるよう、家づくりではいくつかの工夫を取り入れました。

- ドアを極力なくし、家の中を自由に移動できるように
- 一緒に眠れるように、リビングつながりの寝室を設置
- ソファーの高さは、足腰に負担がかからないよう低めに
さらに、キッチンやソファーは壁から離して配置し、部屋の中をぐるりと回れるような「回遊動線」にしています。

中庭についても同様で、どこかで行き止まりにならないよう、ぐるっと回れるような設計にしました。犬たちが自由に走り回りながらも、家族の目が届くようにしておくことで、安心感も生まれます。
まとめ|住友林業の家ならペットも人も快適に過ごせる
ペットと一緒に暮らす家づくりは、動線・安全性・お手入れのしやすさまで、通常の家づくりよりも細やかな配慮が求められます。
住友林業の家は、自由度の高い設計や素材の選択肢が豊富なので、ペットとの暮らしにも柔軟に対応しやすいでしょう。
もちろん、家づくりは人それぞれですし、ペットの性格やご家庭のライフスタイルによってベストな選択肢も変わってきます。この記事が、そのヒントのひとつになればうれしいです。
もし住友林業の家づくりに少しでも興味がある方がいれば、紹介制度をご利用いただくと、展示場でのご案内や相談がスムーズになります。
ご希望の方は、ブログのお問い合わせフォームやLINEメッセージから、お気軽にご連絡くださいね。
愛犬・愛猫と快適に暮らせる、心地よい住まいが見つかりますように。