住友林業の外観デザインの特徴とは?実例をタイプごとに紹介!

住友林業の外観の特徴

家づくりを考えるとき、間取りや設備と同じくらい気になるのが外観デザインですよね。

特に住友林業は、木の魅力を生かした落ち着きあるデザインや、外構まで含めたトータルコーディネートに定評があります。実際に建てた方の家を見ると、ナチュラル・和モダン・平屋・グレー基調など、テイストの幅も豊富です。

そこでこの記事では、住友林業ならではの外観の特徴や実例、しょぼりんと呼ばれないための工夫、さらに他社との違いまでまとめました。

外観にこだわりたい方の参考になれば幸いです。

住友林業の外観デザインの特徴

住友林業の家は、ぱっと見ただけで高級感や「こだわってつくられた家」という印象を与えます。

こうした住友林業らしさを感じるポイントは、どこにあるのでしょうか。

ここでは住友林業ならではの外観デザインのポイントを、いくつか紹介していきます。

木の質感がほどよく感じられるデザイン

住友林業の家のおしゃれな外観
画像引用元:住友林業|GRAND LIFE

住友林業といえば、やはり「木」がポイントです。家の中はもちろん、外観にも木の存在感がほどよく取り入れられており、温かな雰囲気があります。

たとえば軒下にのぞく木目は、住友林業ならでは!主張しすぎず、ちらりと見える程度だからこそ、穏やかで上品な印象になります。

長い水平ラインを基調とした外観

住友林業の家のおしゃれな外観
画像引用元:住友林業|フォレストセレクション

屋根やバルコニーを横に長く伸ばすデザインも、住友林業の外観の特徴です。長い水平ラインによって、建物全体がすっきりと見えます。

特に平屋はその傾向が強くあり、落ち着きと安定感を感じられるのがポイントです。

吹付による暖かみと柔らかさ

暖かみのある吹付の壁

住友林業で標準仕様とされている吹付外壁。じつは、高い技術とコストが必要なため、他メーカーでは取り扱いがないか、オプションとなる場合がほとんどなんです。

吹き付けによって生まれる自然な凹凸は、家全体にやわらかな印象を与えます。

ちなみに住友林業で採用している吹き付け外壁は、シーサンドコートとSODOの2種類です。シーサンドコートは砂のような質感で上品な印象に、SODOは引き締まった和モダンの雰囲気になります。

どちらも人気ですが、フォレストセレクションでは採用できないため、検討の際は仕様を確認しておくと安心です。

アクセントカラーをほどよく取り入れる

住友林業|フォレストセレクション

住友林業では、外観はベースをシンプルにまとめながら、玄関ドアや窓枠などにアクセントカラーを用いた住まいを、よく見かけます。

アクセントカラーが加わることで、外観全体が引き締まり、華やかな印象になります。

ただし色を多用しすぎると落ち着きがなくなるため、3色以内に抑えるのがコツです!

大開口や深い軒による開放感

住友林業の家 大きな窓や深い軒
画像引用元:住友林業|GRAND LIFE

大きな窓や深い軒も、住友林業の特徴的なデザインです。

大開口の窓は庭との一体感を生み出し、室内を明るく開放的にしてくれます。深い軒は日差しや雨を防ぐだけでなく、外観に奥行きと落ち着きを与えてくれる存在です。

外構まで含めたトータルコーディネート

外構や植栽までトータルコーディネートされた住友林業の家
画像引用元:住友林業|FACADE COLLECTION

住友林業の家は、建物だけでなく外構や植栽まで含めてトータルでデザインされています。

そのため門柱やアプローチ、シンボルツリーなどが建物と調和していることも、住友林業の家の特徴です。住んでから四季を楽しめるのも、このトータル提案ならではの魅力です。

住友林業の外観の実例!

ここからは、実際に建てられた住友林業の外観デザインを見ていきましょう。

同じ住友林業でも、和モダン・ナチュラル・平屋・グレー・豪邸風といった具合に、テイストごとに大きく印象が変わります。

写真を参考にしながら、どんな雰囲気の家を目指したいかイメージを膨らませてみてくださいね。

和モダンの外観

住友林業 和モダンの家
画像引用元:駒沢第一展示場・モデルハウス|住友林業の家

こちらはベージュの外壁と深い軒の大屋根が特徴的な住まいです。

シンプルでありながら、中央の開口部や格子が和の趣を強調しています。外観の装飾は少なめに、外構とのバランスも考慮された余白を活かしたデザインです。

直線的でシャープな印象の住友林業の家
画像引用元:浜田山第一展示場・モデルハウス|住友林業の家

こちらはグレーの外壁と縦格子を組み合わせた外観です。直線的でシャープな印象の中に、木の縦格子がやわらかさを添えています。

都会的でありながら自然と調和する落ち着いた和モダンですね!

ナチュラルで温かな雰囲気の外観

木目の軒天が映える住友林業の家
画像引用元:中百舌鳥第一展示場・モデルハウス|住友林業の家

こちらはアイボリーの外壁に木目の軒天が映えるデザインです。タイルの外壁がアクセントとなり、家全体にのびやかさを与えています。

シンプルで可愛らしい住友林業の家
画像引用元:住友林業|建築実例

白い外壁に木製ドアを合わせた、シンプルで爽やかな外観です。正面の窓やアーチの玄関がアクセントになり、かわいらしさと上品さが同居しています。

平屋の外観

モノトーンと木の温もりが調和した住友林業の家
画像引用元:住友林業|建築実例

白とグレーのカラーコーディネートに、木が加わったデザインです。モノトーンカラーの中に木の温もりがバランスよく調和し、モダンな落ち着いた雰囲気を演出しています。

片流れ屋根が特徴的な住友林業の家
画像引用元:住友林業|建築実例

白い外壁に片流れ屋根を合わせた、スタイリッシュな平屋です。大きなスクエア窓が外観のアクセントになり、水平ラインの美しさが際立っています。

グレーを基調とした外観

落ち着いた高級感のある住友林業の家
画像引用元:箕面第一展示場・モデルハウス|住友林業の家

大きく張り出した屋根と、石調のグレーの外壁が印象的な外観です。水平ラインを強調しながらも、植栽の彩りが加わることで重たくなりすぎず、落ち着いた高級感が漂います。

マットな質感のグレーのガイ撃がおしゃれな住友林業の家
画像引用元:https://sfc.jp/ie/style/detail/4201

マットな質感のグレーの外壁に、深い軒と木のアクセントを合わせたデザインです。直線的で余白のある外観は、静けさとモダンさを感じさせます。

豪邸のような外観

住友林業 豪邸のような外観
画像引用元:東熊本展示場・モデルハウス|住友林業の家

レンガ調の外壁と大きな窓を組み合わせたデザインです。落ち着いた色合いに植栽の緑が映え、重厚感がありながらも親しみやすさを感じさせます。

広々とした庭とのバランスで、まさに豪邸らしい風格のある外観です。

住友林業 豪邸のような外観
画像引用元:川越展示場・モデルハウス|住友林業の家

白い外壁に黒の窓枠、さらに木目をアクセントにした外観です。直線的なフォルムと大きな窓がモダンな印象を与え、堂々とした存在感を放っています。

住友林業らしい外観を実際に体感するなら、展示場に足を運んでみるのがおすすめです。

展示場のモデルハウスはかなり豪華に仕上げられているので、「実際に建てる家とは少し違うのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、木の使い方や軒の深さ、外構まで含めたトータルデザインなど、住友林業ならではの特徴を理解するにはとても参考になります。

ただし、展示場に行く前には「紹介制度を事前に利用しておく」ことを忘れないようにしてください。紹介制度を活用して住友林業の家づくりをすることで、大幅な割引きを受けることができます。

紹介制度は展示場でアンケートに記入してしまうと利用できなくなるため、安心して住友林業の家づくりをスタートするためにも、先に申請しておくのが賢い方法です。

住友林業の家の外観を「しょぼりん」にさせない工夫とは?

住友林業 豪邸のような外観
画像引用元:住友林業|FACADE COLLECTION

せっかく住友林業で家を建てても、外観が思ったより普通に見えてしまうと「しょぼりん」と呼ばれてしまうことがあります。

しょぼりんとは「住友林業で家を建てたのにも関わらず、高級感が足りない家」のこと。せっかく建てた家をそんなふうに呼ばれては、悔しいし悲しいですよね…。

住友林業らしい上品で洗練された雰囲気を出すためには、いくつか意識しておくとよいポイントがあります。

素材を組み合わせる

外壁を一種類で仕上げると、シンプルでモダンな雰囲気になりますが、屋根のデザインや外構との組み合わせによっては、家全体がのっぺりと単調に見えてしまうことがあります。

家全体のバランスを考慮するのが難しい場合は、吹付仕上げにタイルを組み合わせたり、木目をアクセントに使ったりすると、簡単に表情が豊かになりますよ。

色選びで外観の雰囲気を整える

外観の色は家全体の印象を大きく左右します。

一色でシンプルにまとめるのも良いですが、玄関ドアや窓枠にアクセントカラーを取り入れると、デザインが引き締まります。

ただし色を多用しすぎると落ち着きがなくなるため、3色以内にまとめるのがポイントです。

住友林業らしく軒を90センチ以上はだす

深井の気が特徴的な住友林業の家
画像引用元:住友林業|グランドライフ

深い軒は、住友林業の外観デザインを象徴する要素です。90センチ以上出すことで、デザイン性だけでなく日差しや雨を遮る機能性も高まります。

外構や植栽との一体感を意識する

家の外観は建物だけでなく、門柱やアプローチ、植栽と合わせて完成します。

シンプルな外観なら外構で遊び心を加えてもいいですし、逆に建物に凹凸が多い場合は外構をすっきりさせて全体を引き立てるのも方法です。

また、植栽は四季を意識して選ぶことが大切です。落葉樹だけにすると冬は寂しい印象になるので、常緑樹と組み合わせることで一年を通して豊かな景観が楽しめます。

玄関を道路から見えないように隠す

玄関が通りから丸見えだと生活感が出やすく、せっかくの外観が安っぽく見えてしまうことがあります。

玄関を塀や植栽でさりげなく隠すと、プライバシーを守りながら上品な印象に仕上がります。

外観にこだわりたい方は設計士選びが重要

家づくりここだわりのイメージ

住友林業で家を建てるとき、外観の仕上がりを大きく左右するのが設計士です。

外観デザインに強いこだわりを持っていても、設計士の技術力が不足していれば理想を形にすることは難しいでしょう。だからこそ「自分のイメージをきちんと形にしてくれる設計士を担当につけること」が、家づくりの大事なポイントになります。

住友林業の設計士のランクは、普通 → デザイナー → チーフデザイナー → デザイン室 の4段階となっています(実際にはデザイン室は超高額物件を担当するため、実質的には3つのランクからの選択となります)。理想をしっかり詰め込んだ外観を実現するのであれば、最低でもデザイナー以上を希望するのがおすすめです。

そして僕からの紹介制度を利用すれば「デザイナー以上の設計士を必ずつける」ことが可能になります。

優秀な設計士は外観だけでなく、内装や暮らしやすさまでトータルで考慮して提案してくれるもの。そのため結果的に、家の満足度をぐっと高めてくれる存在になるんです。

家づくりは一生に一度の大きな買い物。後悔を減らすためにも、ぜひ僕に相談してみてくださいね。

住友林業と他社との外観を比較!

外観デザインにこだわるとき、やはり気になるのが「他社とどう違うのか」という点だと思います。ここでは住友林業と比較されることの多い3社と、住友林業の違いを比べてみましょう。

積水ハウス(シャーウッド)との違い

積水ハウスとの違い

積水ハウスは外観にタイルを積極的に使うのが特徴です。重厚感が出やすく、モダンで都会的な雰囲気に仕上がります。

一方で住友林業は木の質感や軒の深さを活かした、自然と調和するデザインが得意です。

どちらも上質ですが、自然の温もりを感じたい方には住友林業、都会的で力強い印象を求める方にはシャーウッドが向いています。

アイ工務店との違い

アイ工務店との違い

アイ工務店はコストパフォーマンスの良さが魅力で、外観もシンプルでスタイリッシュにまとまったデザインを得意とします。

ただし外構や植栽まで含めたトータル提案は少なめです。住友林業は建物と庭を一体で考えるため、外観を含めた全体の完成度を高めたい方には住友林業が有利といえます。

三井ホームとの違い

三井ホームとの違い

三井ホームは洋風デザインに強く、レンガ調や石材を取り入れたクラシックな外観が得意です。華やかさや優雅さを重視する人に人気があります。

これに対して住友林業は、木の温かみや和モダンの要素を活かした落ち着きあるデザインが中心です。

洋風の豪華さを好むなら三井ホーム、自然と調和する上質さを求めるなら住友林業という選び方になるでしょう。

まとめ

住友林業の外観は、木の温もりや軒の深さといった特徴を活かしながら、シンプルで上品な印象を与える点が特徴です。

一方で、素材や色の使い方を誤ると「しょぼりん」と呼ばれるような物足りない外観になってしまうこともあります。素材の組み合わせや色選び、外構との一体感を意識すること、そして優秀な設計士に担当してもらうことが大切です。

外観は家の第一印象を決める大切な要素。後悔のない家づくりのために、ぜひ紹介制度を活用しながら検討を進めてくださいね。