住友林業に「相手にされない」とは?門前払いされる理由や事情・防ぐ方法も!

住宅関連業界25年の健太郎は知る!住友林業に相手にされない?!

「住友林業に相手にされなかった」

「話を聞いてもらえなかった」

そんな経験談を、実はよく耳にします。

自分に原因があったのか、それともタイミングや担当者の問題だったのか…モヤモヤした気持ちを抱えている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、実際に「相手にされなかった」と感じた理由や背景、そこから見えてきた対策についてまとめました。

住友林業を諦める前に、ちょっとだけ立ち止まって、別の視点から考えてみませんか?

住友林業で「相手にされない」ってどういうこと?

悩む女性のイメージ

「営業さんの対応が冷たかった」

「それじゃ無理ですねとバッサリ言われた」

「見学に行ったのに、その後まったく連絡がこない」

こういった対応を住友林業からされた、という声、実はちょこちょこと耳にします。

せっかく勇気を出して相談したのに、なんだかあまり相手にされていないような…そんなふうに扱われるのは悲しいですよね。

家づくりはわからないことだらけだからこそ、もっと寄り添ってほしいと思うのも当然です。

住友林業に「相手にされない」理由とは?

なぜ?のイメージ

「なぜ、あんな対応をされたんだろう…」

そんなふうにモヤモヤした気持ちを、抱え続けている方もいるかもしれません。

でも、それには住友林業ならではの仕組みや考え方が関係していることもあるんです。

ここでは、「なぜそうなってしまったのか?」をひとつずつ紐解いていきます。

納得できる部分が見つかれば、次の一歩も少し踏み出しやすくなるかもしれません。

お申込み制度に同意していないから

「ざっくりした金額でいいから見積もってほしい」「どんな間取りができるのか、サクッと教えてほしい」などと聞いても、住友林業の担当者からは曖昧な返事しか返ってこない…。

じつは、これは住友林業の「お申込み制度」に同意していないことが原因かもしれません。

【お申込み制度とは?】

住友林業では、申込み料として5万円を支払わないと、間取りの提案や見積もりを出してもらえないというルールがあります。

その理由は、住友林業では有資格の設計士がヒアリングをもとに、一枚ずつていねいに図面を作成しているためです。

「まだ検討段階なのだから、サクっと図面や見積もりくらい作成してほしい」と思うかもしれませんが、たとえばよく知らない人に「何か旅行プランたててよ」と言われても、行き先も日数も予算もわからないと、提案はできませんよね。

家もそれと同じで、注文住宅をわざわざ選んでいる人が、そこでどんな暮らしをしたいのか、どんな家にしたいのかという要望を確認せずに、大まかな金額や図面を提示することはとても難しいことなのです。

逆に、サクッと出せるメーカーがあるとすれば、それはそれで「一生の一度の買い物

」に対してちょっといい加減(!)な気もするので、少し立ち止まって考えてみたほうがいいかもしれません…!

そして時間をかけて依頼主と向き合い、図面や見積もりを作成する…仮にその工程を無料で全員に対応してしまうと、人手もコストもかかりすぎてしまいます。そうなれば結果的に全体のサービス品質が下がってしまう恐れもあるんです。

つまり、5万円の申込みは「本気で家づくりを考えている方と、しっかり向き合いたい」という姿勢の表れでもあるんですね。

住友林業のお申込み制度の5万円は返却される?

この5万円、決してムダになるわけではありません。

契約に進んだ場合は、契約金の一部としてそのまま充当されます。また、5万円の中には敷地調査(土地の状態や周辺の環境の調査)の費用も含まれており、もし敷地調査を行わなかった場合は全額返金されます。

つまり「見積もり・図面作成をするためだけにお金を取っている」と思ってしまうかもしれませんが、そうではないということですね。

このことを頭に入れておくと、気持ちも少しラクになるかもしれませんよ!

予算がまったく足りていないから

住友林業の平均坪単価は約110万円です。30坪なら建物だけで3,300万円、そこに諸経費や外構費用(坪単価の20〜25%ほど)、さらにオプションをプラスすると…合計で4,800万〜5,000万円ほどが建物の総額になります。

そこにさらに土地代が加わりますが、土地代は都心から1時間半圏内で2000万円+諸経費が100万円(5%前後)ほどは必要になります。

住友林業の費用目安(30坪の家の場合)

つまり単純に計算すると、土地込みの場合は合計で7,000万円ほどが必要になる、ということですね。

土地価格や返済年数で調整できる場合もありますが、あまりにも住友林業の目安となる金額から離れすぎた予算だと、対応が難しくなるかもしれません。

見学時の態度がよくなかったから

展示場に行ってみたけれど、なんだか冷たい対応をされた…そんな声を聞くこともあります。

でも実は、ちょっと緊張していたり話を聞いていないそぶりを見せたりすることで、担当者に「本気じゃないのかな」と思われてしまうケースも少なくありません。

その理由は、住宅展示場では特典だけを目当てに来場する方も一定数いるためです。

プレゼントのイメージ

「冷やかしと同じと思われたの!?」と憤る気持ちもあるかもしれませんが、営業も人なので、短時間でお客さんの心の中の熱意まで覗くのは、残念ながら難しいと思うのです…。

そのため「すごく良い印象を与えなきゃ!」と意気込む必要はありませんが、見学時には「ちゃんと住友林業で家を建てたいって気持ちはあるんだよ」というのは、伝えられると良いですね。

予約をしていないから

飛び込みで展示場を訪れると、タイミング次第では担当者が不在だったり、ほかの方の対応中で時間を取ってもらえないこともあります。

予約をしておけば、担当者も事前に情報を把握したうえで迎えてくれるので、話がスムーズに進みますよ!

家族と来ていないから

ひとりで展示場に行くと、「この人が決定権を持っているのかな?」と疑問を持たれることがあります。特に住宅業界では、「夫が最終判断をする」という前提で動いているケースが、残念ながらいまだに多いので、女性一人での来場では深い話を聞けないことも少なくありません。

また、ひとりで来場すると、上述した「特典目当てかも」と見なされやすいのも事実です。そのため早めに切り上げようとする…そんな残念なすれ違いが起きてしまうこともあります。

時期が悪いから

住友林業に限らず、ハウスメーカーには「この時期は売上を伸ばしたい」というタイミングがあります。

たとえば決算前などは、成約率の低いお客さんを避けがちだったり、逆に契約を急かされたりすることもあるそうです。

商談時の計算のイメージ

住友林業は本決算が2月ですが、他社に合わせて3月にキャンペーンを組むこともあるため、その前後は特に注意が必要です。

「なぜか話が進みにくいな…」と感じたら、時期をずらすだけで対応が変わることもあります。家づくりは縁やタイミングも大事なので、少し待ってみるのもひとつの手かもしれません。

「住友林業、ちょっとイヤになっちゃったな…」という方へ

悩む女性のイメージ

住友林業に相手にされなくてちょっと傷ついたり、がっかりしたり…。

でも住友林業だけがすべてではありません。ほかのメーカーでも、きっと自分たちに合った家づくりはできます。

家づくりは大きな買い物だからこそ、しっかり納得した上で一つひとつを選択することが大切です。以下では、家づくりについて壁にぶつかったり、何が正解かわからなくなったりしている方に活用してほしいサービスをまとめています。

迷っているときの地図がわりになると思うので、ぜひ活用してみてくださいね。

迷ったときは縁がない証拠! 無理して決めるより、いったん立ち止まるのもひとつの手です。結婚と同じで、大きな決断は勢いも大事なので、ピンとこないなら今はそのタイミングじゃないのかもしれませんよ。

住友林業で門前払いをされないための方法

傷ついたハートのイメージ

「やっぱり住友林業がいい」

「どうしてもあきらめたくない」

そんな気持ちがある方には、紹介制度の活用がおすすめです。

実はどの住宅メーカーでも、オーナーからの紹介経由のお客さまは、大事なお客さま!

だからこそ、支店長が優秀な営業担当を割り当て、最初の打ち合わせからしっかり準備をして臨んでくれます。

つまり同じ話をしても、紹介経由だと「扱いがまったく違う」なんてこともあるんです。

住友林業と前向きに向き合いたい方は、まず紹介制度の内容を知ることからはじめてみてくださいね。くわしい方法は、以下のリンクからご確認いただけます。

住友林業側の事情

理由のイメージ

家づくりについて知りたかったのに「相手にされない」と思わせてしまうような対応をされるのは、心が傷みますよね。

しかしそれには、住友林業ならではの理由もあるのです。

ここからは、住友林業側の事情について見ていきましょう。

一件一件に全力投球している

住友林業の営業さんは、一人ひとりのお客さんにしっかり向き合うスタイルです。

だからこそ「本気で家づくりをしたい」という気持ちが伝わる方との時間を大切にしています。

その分まだ検討段階の人や、決め手がなさそうな人にまで手を広げすぎると、すでに進行中のお客さんへの対応が手薄になってしまうことも。 

「そっけなかった」「塩対応だった」と感じたのは、あなたが軽く扱われたからではなく、他のお客さんと全力で向き合っていた証なのかもしれません。

優秀な担当者は売上の高い支店に集中している

住友林業では売上の高い支店に、全国から優秀な営業や設計担当が集まる傾向があります。

つまり、あなたが足を運んだ展示場にピンと来る人がいなかったのは、たまたまそこにあなたが求める対応をする担当者が、いなかっただけかもしれません。

そのため「対応が悪かった」と感じても、「住友林業自体がダメ」という判断はちょっと早いかも。

少し離れた場所にある支店や、評判の良いエリアの展示場にあらためて行ってみると、出会いが変わるかもしれませんよ。

住友林業では図面は有資格者がひく

住友林業では、設計図面を描くのは建築士などの有資格者だけと決まっています。これは他社にはあまり見られない、大きな特徴です。

たとえば他のメーカーでは営業担当がその場でプランを描いてくれることもありますが、住友林業ではそれはできないのです。

そのためその他のメーカーと比べると「話が進まない」「提案が遅い」と感じてしまうかもしれません。しかし裏を返せば、それだけ「きちんとした家づくりをしている」ということ。

スピードよりも制度と責任を大切にしている姿勢が現れた結果によって、「相手にされない」と感じてしまったのかもしれませんね。

まとめ|住友林業に「相手にされない」なら対策を考えよう

住友林業に門前払いされたように感じても、それで終わりではありません。制度やタイミング、営業の事情など、向こう側にも理由があることがほとんどです。

「ちょっとイヤになったな」と感じた方は、他のハウスメーカーを見るのもひとつの手。逆に「やっぱり住友林業がいい」と思う方には、紹介制度の活用や訪問の工夫を取り入れるのがおすすめです。

家づくりは長くて濃い旅です。気持ちが折れそうになったら、一度深呼吸して、柔軟に進めていけたらいいですね!

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