【2025年最新】住友林業の外壁の種類とは?外壁の保証内容と選び方のポイント

住友林業の外壁材は、吹き付け・サイディング・タイル外壁の3種類から選ぶことができます。しかしそれぞれの魅力や特徴などがわからず、「どれを選べば良いの?」と迷う方も多いのではないでしょうか。
外壁は家の印象を左右する重要な要素なので、後悔のない選択をしたいですよね。
そこでこの記事では、住友林業で選べる外壁材それぞれの特徴やメリットデメリットを詳しく解説します。さらに後半では、外壁の保証内容や後悔しないための選び方のポイントも紹介するので、ぜひ家づくりの参考にしてください。
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住友林業で選べる外壁の種類

住友林業で選べる外壁の種類は、以下の3種類です。
- 吹き付け外壁
- サイディング
- タイル(オプション)
それぞれに見た目や質感、メンテナンス性などの違いがあります。そのため「どれを選ぶか」で家の印象がガラッと変わります。
そもそも吹き付け・サイディング・タイルってどんなの?
住友林業が得意とする吹き付け。それによく聞くサイディングやタイル…なんとなくわかるような、でもはっきりとイメージできないような、という方も多いのではないでしょうか。
そこでまずはさくっと簡単に、それぞれの特徴を紹介しますね。
吹き付けとは

吹き付けとは、塗料や仕上げ材をスプレーのように「吹き付けて」仕上げる工法のことです。
表面の風合いやテクスチャー(凹凸感)に個性が出やすく、高級感や職人の技が感じられる仕上がりになります。
技術が必要で手間もかかるため、吹き付けを標準仕様にしているハウスメーカーは、じつは多くありません。
住友林業では「シーサンドコート」や「SODO」など、独自の吹き付け外壁が使われています。
サイディングとは

サイディングは板状の外壁材を1枚ずつ張っていく工法のことです。日本の新築住宅の約8割で採用されている最もポピュラーな外壁材になります。
デザインやカラーバリエーションが豊富で、コストパフォーマンスに優れている点が特徴です。
ただし既存の外壁材を貼り付けることから「人工感」が気になる人も少なくありません。
住友林業では「ケイミュー」や「ニチハ」製の高グレードサイディングが標準仕様として選べます。
タイル外壁とは

タイル外壁とは、焼き物の外壁材を1枚ずつ貼っていく仕上げ方法のことです。高級感と耐久性を兼ね備えており、見た目の重厚感にも優れています。
ただし費用はその分お高め…!住友林業でもオプション扱いとなります。
吹き付け外壁:シーサンドコートⅢLS

「住友林業といえばこの外壁!」と言ってもいいほど代表的なのが、シーサンドコートⅢLSです。
シーサンドコートⅢLSは、建築塗料大手の「エスケー化研」が住友林業専用に開発したオリジナル外壁材です。他のハウスメーカーではまず採用されていないので、「住友林業らしさ」を演出するのにぴったりの外壁材と言えます。
塗料には貝殻・サンゴ・マイカ(雲母)などの天然素材が混ざっていて、太陽の光に当たると表面がきらっと上品に輝きます。
シーサンドコートのメリット
- 天然素材の風合いと光の反射で、高級感のある独特の質感が出る
- 単色ではなく複数の色が混ざっているため、汚れが目立ちにくい
- 独自の下地材「きづれパネル」によって通気性が良く、湿気がこもりにくい
- 吹き付け塗装で起こりがちなひび割れも抑えられる設計
シーサンドコートのデメリット
- 再塗装時に多めの下塗りが必要(塗料を吸い込みやすいため、3回塗りでは足りないことも)
- アクセントカラーを全面に使用すると追加費用が発生
- 高級な質感は近くで見ると魅力が伝わるが、遠目ではややわかりにくい
吹き付け外壁:SODO

もうひとつの住友林業の吹き付け外壁が2020年に登場した「SODO」です。こちらは建材メーカーのアイカ工業が製造しています。
SODOは天然の土に藁(わら)を混ぜてつくられており、自然の風合いやぬくもりが強く感じられます。シーサンドコートがキラキラと輝きのある表情だとすれば、SODOはしっとりマットな質感なため、「控えめだけど上品」「モダンな和の雰囲気が好き」という方には、ぴったりの選択肢となるでしょう。
カラーは、日本各地をテーマにした住友林業限定カラーが10種類用意されています。
SODOのメリット
- 天然の土と藁を使用した自然素材の風合いが楽しめる
- シーサンドコートよりも落ち着いたマットな質感で、和モダンな雰囲気にぴったり
- 藻やカビが発生しにくい加工がされていて、美観を保ちやすい
- 住友林業限定の10色カラーはどれも味わい深く、外構や植栽との相性も◎
SODOのデメリット
- 仕上げのパターン(オプション)は、シーサンドコートに比べるとやや選択肢が少ない
- さらにシーサンドコートよりもオプション価格が少し高め
- 防藻・防カビ効果はあるが、日陰や湿気の多い場所では発生する可能性も
サイディング/ケイミュー・ニチハ

日本の住宅でいちばん多く使われている外壁材がサイディングです。
住友林業でも、標準仕様としてサイディングを選ぶことができます。取り扱っているのは大手メーカーのケイミューとニチハの2種類です。

ケイミュー「ネオロック・光セラ18LSきれい」は厚さ18mmの高グレードタイプ。一般的なサイディング(15〜16mm)より厚みがあり、彫りの深さ・立体感が際立ちます。
また、石目調や木目調などのデザインにリアルさがあり、パッと見で質の良さが伝わる仕上がりもケイミュータイルの魅力です。中が中空構造になっていて軽量なので、家の耐震性の向上や施工時の負担軽減なども期待できます。

ニチハの「モエンMGLS(モエンエクセラード)」は16mmの暑さで、やや軽量なミドルグレードタイプとなります。ケイミューよりも個性的なデザインのラインナップが多く、選択肢が豊富です。
どちらも紫外線に強く、色褪せや日焼けを防ぐ表面処理が施されています。
サイディングのメリット
- コスパが良く、住友林業の中ではもっとも低価格で採用できる外壁材
- デザインのバリエーションが豊富で、スタイリッシュなものからナチュラル系まで幅広く対応
- 紫外線や雨風に強く、セルフクリーニング機能(汚れを雨で洗い流す)を備えた製品も選べる
- 工業製品なので品質が安定していて、仕上がりの差が出にくい
- 外壁材自体はメンテナンスが比較的しやすく、リフォーム時も張り替えがしやすい
サイディングのデメリット
- パネル同士のつなぎ目にコーキング(シーリング材)が必要で、どうしても「貼ってある感」が出てしまう
- 特にシーリング部分は10年前後で打ち替えが必要になるため、メンテナンス費用が定期的にかかる
- 質感のリアルさは向上しているものの、や本物の塗り壁やタイルと比べると素材感では劣る
- 高級感という点では、シーサンドコートやタイルと比べると控えめ
タイル:LIXILタイル/平田タイル
外壁に高級感を出したいなら、やはりタイル貼りが頭一つ抜けています。
住友林業ではタイルはオプション仕様となっており、LIXIL(リクシル)と平田タイルの2ブランドの製品が用意されています。

LIXILのタイルは和モダンな雰囲気に合う、小ぶりで落ち着いた表情が魅力です。12種類のデザインから選ぶことができ、どれも焼き物らしい質感を持ち合わせています。

平田タイルは洋風のタイプが多く揃っています。LIXILよりも大ぶりでインパクトがあるため、住まいの重厚感を演出したい場合は、こちらのほうがおすすめです。
いずれも、提案仕様となります。
タイルのメリット
- 高級感と重厚感があり、総タイル貼りの外観は一目で「いい家」という印象を与える
- タイル自体は60年間ノーメンテとも言われる耐久性を持ち、再塗装が不要
- 紫外線や風雨にも強く、外観の美しさが長く続く
- 経年劣化も味わいとして楽しめるデザインが多い
タイルのデメリット
- 標準仕様ではなくオプション扱いのため、初期費用が高め(外壁全面で600万円以上かかるケースも)
- タイル本体は塗装不要でも、目地の補修・張り替えなど細かいメンテナンスは必要
- 標準外のタイルを選んだ場合、住友林業の外装保証が適用外になる可能性もあるので注意
住友林業の外壁の保証はどれくらい?

上記は、住友林業の「保証基準一覧表」です。
この表からわかる通り、住友林業で設けられている最長60年の長期保証制度は、あくまで構造躯体や雨水の侵入を防ぐ防水性能に対するものです。
そのため外壁材の表面そのものに、60年保証が適用されるわけではないため注意が必要です。
外壁材の保証期間は選択する素材や状況によって異なります。たとえば吹きつけ外壁に変形や破損、割れなどが生じた場合は、5年以内であれば保証対象となります。
なお、保証内容には適用除外も存在します。たとえば、構造に影響しない小さな亀裂(いわゆる「ヘアクラック」)や、自然発生的な変色・汚れなどは「機能性に支障がない」として保証の対象外とされることがあります。
結局どの外壁を選べばいいの?選び方のポイント

外壁は住まいの印象を大きく左右する要素のひとつです。
性能やメンテナンス性はもちろん、予算や好みによっても選ぶべき素材は異なります。
ここでは、外壁選びのポイントをいくつか紹介します。
「住友林業らしさ」を重視するならシーサンドコートがおすすめ!
「住友林業らしい家に住みたい」と考えるのであれば、シーサンドコートを採用するのがおすすめです。
ナチュラルで上品なテクスチャー、そして光を受けてきらめく独特の風合いは、住友林業の外観デザインを象徴する仕上げと言えます。
さらに、予算に余裕があればタイルを部分的にアクセントとして取り入れるのも良いアイデアです。この2つを組み合わせることで、より洗練された印象を与えることができます。
ただし、タイルはオプションになるため、予算と相談しながら検討すると良いでしょう。
軒とのバランスを考慮しよう
外壁材を選ぶ際は、軒の出や屋根の形状とのバランスも意識しましょう。
住友林業の軒は木製デザインを標準採用しており華やかな印象ですが、外壁の色や素材感によっては存在が目立たなくなったり、もしくは浮いてしまったりする可能性もあります。
外壁単体でなく、建物全体のデザインとして考えることが大切です。
予算にも配慮を!
「憧れのシーサンドコートにしたい」「タイルをたくさん使いたい」と思っても、予算によっては実現が難しいこともあるかもしれません。
そのため外壁を選ぶ際は、予算感にも目を向けることが大切です。取り入れたい外壁材はアクセント程度にしておいたり、よく似たサイディングデザインを採用したりなど、代替え案も検討しておきましょう。
なお外観の選択肢を絞った「プレマール」というシリーズでは、標準仕様がシーサンドコートとなっており、費用を抑えつつ住友林業らしい外観を実現できます。家づくりこ自由度はやや下がってしまいますが、費用を抑えて住友林業らしい家をつくりたい場合は、ひとつの選択肢です。
住友林業の家づくりで予算に不安がある方は、紹介制度の活用がおすすめです。紹介制度を使うことで、契約時に10%〜の値引きを受けることができます。その他の値引き制度と併用すれば、大きな金額になるでしょう。
そのほかにも、優秀な営業・設計士が優先的についてくれる、嬉しいオプションもあります。
さらにこのサイトを通して住友林業につながった方には、「住宅のプロ(住宅業界経験25年以上・FP1級・宅地建物取引士の資格持ちの)」である僕が、家づくりの相談に何でも乗るサービスも提供しています。
紹介制度を活用しても契約は必須ではないため、お気軽にご連絡くださいね。
まとめ|外壁は家のデザインを大きく左右するので慎重に決めよう
外壁は住まいの印象や暮らしの快適性を決める、とても大切な要素です。
そのため見た目の良さはもちろん、耐久性やメンテナンス性・費用のバランスなども含めて検討することが、長く満足できる住まいにつながります。
住友林業ではシーサンドコートやSODOのような独自性の高い吹き付け外壁や、高級感のあるタイル外壁、コストバランスに優れたサイディングなど、幅広い選択肢が用意されています。
どの外壁材を選ぶかに正解はありませんが、「どんな家にしたいか」「どこにお金をかけたいか」を考えることで、自分たちにぴったりな答えが見つかるはずです。
もし迷ったときは、紹介制度の活用もおすすめです。
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