住友林業のシーサンドコートとは?色の選び方・メリット・後悔しないための注意点まとめ

住友林業のシーサンドコートとは?色の選び方・メリット・後悔しないための注意点まとめ

住友林業の外壁といえば「シーサンドコート」と言われることも多いほど、シーサンドコートは住友林業を象徴する外壁仕上げ材です。

キラキラとした上質な輝きに惹かれ、「住友林業で家づくりをするなら絶対にシーサンドコート!」と考える方も多いはず。

しかし実際に選んでみると「思っていたより光らなかった」「汚れが目立つ」という声もあります。色選びやメンテナンスのことを事前に知っておかないと、後悔につながるかもしれません。

そこでこの記事では、シーサンドコートの特徴から人気カラー、メリット・デメリット、後悔事例などを解説します

耐用年数やメンテナンス費用まで、住友林業で実際に家を建てたオーナー視点でまとめているので「シーサンドコートが気になっているけど、本当にこれで大丈夫?」と迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

目次

シーサンドコートとは

シーサンドコートとは、住友林業のオリジナル外壁仕上げ材です。

シーサンドコートとは、住友林業のオリジナル外壁仕上げ材

一般的な吹付外壁とは異なり、天然の砂や砂利、貝殻、マイカ(雲母)などが含まれた素材を使用しているため、光が当たるとキラキラと輝くのが特徴です。

また、施工方法は左官工事による吹付けのため、工場で製造されたサイディングとは違い、どの家でも同じデザインにはならないのもシーサンドコートならではの魅力!

自然な風合いと表情が生まれるため、家全体が落ち着いた印象になります。

シーサンドコートの人気カラー

シーサンドコートには複数のカラーバリエーションがありますが、なかでも人気が高いのが01・02・03の3色です。

それぞれの印象と特徴をご紹介します。

一番人気のSULS-01

シーサンドコートの中でもっとも白に近い、クリアな色味

こちらはシーサンドコートの中でもっとも白に近い、クリアな色味です。

太陽の光が当たると、外壁に含まれた粒子がきらきらと輝き、シーサンドコートならではの上質感を存分に楽しめます。「住友林業らしい外壁にしたい!」という方に選ばれやすいカラーです。

ただし、白系は雨だれや黒ずみなどの汚れが目立ちやすい点には注意が必要です。

汚れが目立ちにくいSULS-02

うっすらとベージュがかったニュートラルなカラーで、3色の中でもっとも汚れが目立ちにくいのが特徴

うっすらとベージュがかったニュートラルなカラーで、3色の中でもっとも汚れが目立ちにくいのが特徴です。

派手さは控えめですが、落ち着いた佇まいでどんな外観デザインにも馴染みやすく、飽きのこない仕上がりになります。

汚れを気にしながら暮らしたくない方、長く清潔感を保ちたい方には02がおすすめです。

モダンなイメージのSULS-03

03は01と02の中間にあたるカラーで、やや淡いグレーがかった雰囲気

03は01と02の中間にあたるカラーで、やや淡いグレーがかった雰囲気があります。

モダンで都会的な印象を出しつつ、シーサンドコートらしい自然な質感も残っているのが魅力。「少しシャープに、でもナチュラルに」という方に向いているカラーです。

健太郎

01・02・03の中で迷う方はとても多いですね。カタログの小さなサンプルだけで判断するのは難しいので、必ず実際の施工事例や展示場で確認してみることをおすすめします!

シーサンドコートのメリット・魅力

シーサンドコートが住友林業の「顔」として長年愛されてきたのには、理由があります。

ここでは、シーサンドコートの主なメリットを3つに絞って紹介します。

外壁に上質感が生まれる

シーサンドコートの魅力は、なんといっても「見た目の格上げ感」が実現できる点です。

天然の砂や貝殻、マイカが混ざり合った外壁は、光の当たり方によって表情が変わります。朝の柔らかな光の中では落ち着いて見え、昼間の直射日光を受けるとパッと輝きが増す。時間によって生まれる表情の変化が、住んでいる人の目を毎日楽しませてくれます。

また、シーサンドコートは職人が手作業で吹き付けるため、微妙な凹凸や色のムラが生まれます。それが手仕事ならではの温かみと高級感につながるのです。

耐久性と防水性が高い

シーサンドコートは、外壁に含まれる天然素材と専用の仕上げ材との組み合わせにより、紫外線や雨風への耐性が確保されています。

住友林業の外装メンテナンスの推奨時期が30年とされているのも、この耐久性の高さが背景にあります。

健太郎

30年ノーメンテナンスを保証するわけではありませんが、それだけ長く持つことを想定した素材と施工がされているということです。

防汚対策にも効果アリ

シーサンドコートには防汚機能が備わっており、雨が降るたびに外壁の汚れを洗い流す「セルフクリーニング効果」があります。

ほこりや花粉、PM2.5などの汚れの多くは、雨水と一緒に外壁から流れ落ちていきます。そのため、外壁を定期的に高圧洗浄しなくても、ある程度の清潔感を保ちやすいのが特徴です。

シーサンドコートのデメリット

魅力の多いシーサンドコートですが、もちろんデメリットもあります。「知らなかった」では後悔につながることもあるので、選ぶ前にしっかり把握しておきましょう。

職人の技術に仕上がりが左右される

シーサンドコートは、工場生産のサイディングと違い、職人が現場で吹き付ける左官工事です。

そのため、担当する職人の技術力によって、仕上がりに差が生じることがあります。

色ムラや吹付けの粗さが気になる声も、まれに耳にします。施工前に職人の実績や過去の施工事例を確認しておくと安心です。

健太郎

事前に担当者に、色ムラ・仕上がりの品質について不安であることを伝えておいても良いと思います。その地域を担当している施工業者の実績について、教えてくれるかもしれません。

リフォーム時に対応業者が限定される

シーサンドコートは住友林業のオリジナル外壁材です。そのため、将来リフォームや塗り替えをする際は住友林業ホームテック(または提携業者)が依頼先の候補となります。

それ以外の会社を依頼することもできますが、同じ仕上げを再現するのが難しいかもしれません。また、他社に依頼することで住友林業の保証が外れてしまう可能性もあるため、慎重に判断する必要があります。

凸凹によるケガのリスク

シーサンドコートは表面に凸凹があるため、素手で触れた際に手が擦れてしまうことがあります。

とくに小さなお子さんがいる家庭では、外遊びの際に注意したほうが良いかもしれません。また、布製品ややわらかい物がぶつかった際は、壁の凹凸で傷がついてしまうリスクもあります。

シーサンドコートでよくある後悔

実際にシーサンドコートを選んだ方の声を見ていると、同じような後悔が繰り返し出てきます。多くは「事前に知っておけば防げた」ものばかりです。

以下の3つは特によく見かけるケースです。自分に当てはまりそうなものがないか、ぜひチェックしてみてください。

「汚れが目立ってしまう」

白系(01)を選んだ方から多く聞かれるのが、「雨だれや黒ずみが目立つ」という声です。

白に近い色は汚れのコントラストがつきやすく、特に窓の下や換気扇まわりは数年で目立ってくることがあります。汚れを気にしたくない方は、うっすらベージュがかった02を候補に入れてみてください。

「キラキラして見えると聞いたけど、そうでもない」

シーサンドコートの輝きは、太陽光の当たり方によって大きく変わります。

北向きの面や隣家の影になりやすい場所では、光の反射が少なく、普通の左官外壁と似た印象に見えることも。「常にキラキラ光っている」わけではなく、「光が当たったときに輝く」というのが正確な表現です。

健太郎

展示場や実例見学で、朝・昼・夕方と時間を変えて見てみると、その変化をリアルに体感できますよ!

「タイルの存在感にシーサンドコートが埋もれてしまった」

外壁にタイルとシーサンドコートを組み合わせるのは人気のコーディネートです。しかし、タイルのデザインや面積・配置によっては、シーサンドコートの細かな表情が伝わりにくくなってしまうこともあります。

どちらかが主役になりすぎると、もう一方の魅力が薄れてしまうため、バランスを意識しながら設計士と一緒に検討していきましょう

シーサンドコートが汚れる原因

シーサンドコートのお悩みで多いのが「汚れが目立つ」というもの。

では、シーサンドコートは何が原因で汚れてしまうのでしょうか。

【シーサンドコートが汚れる原因】

  • 雨風
  • ほこりや泥
  • カビやコケ
  • 花粉・PM2.5・黄砂
  • 換気扇周りの油汚れ

これらはシーサンドコートに限らず、外壁を汚す原因となるものです。完全な対策は難しいため、あらかじめ汚れが目立ちにくい色を選んでおくと、汚れに関する不安を軽減できます。

シーサンドコートの耐用年数は?

住友林業では、外装メンテナンスの推奨時期を30年と設定しています。

住友林業では、外装メンテナンスの推奨時期を30年と設定しています。

ただし、これは「30年間何もしなくてよい」ということではありません。実際には、施工後15〜20年ほどで以下のような劣化サインが現れ始めることが多いです。

劣化の種類主な症状
色あせ・退色日当たりの良い面から徐々に色が薄くなる。もとの色味が失われ、くすんで見える
チョーキング外壁を手で触ると白い粉が手につく。塗膜の防水性が低下しているサイン
亀裂・クラック外壁表面に細かいひび割れが入る。放置すると雨水が浸入しやすくなる
汚れ・黒ずみ雨だれの跡や排気ガス・ほこりが蓄積し、外壁が黒や茶色に汚れる
カビ・苔の発生日当たり・風通しの悪い北面や軒下に緑や黒のカビ・苔が広がる
シーリングの劣化外壁のつなぎ目(目地)のコーキングが縮んでひび割れ、隙間が生じる
塗膜の剥がれ・浮き外壁表面の塗装が部分的にめくれ上がったり、ぷくっと浮いてくる
防水性の低下雨が当たった部分がすぐ染みる、乾きにくいなど、雨水を弾かなくなる

また、外壁の保証期間は以下のとおりです。

区分内容保証期間対象外・備考
下地材変形、破損の著しいもの5年強度上または機能上支障のない亀裂・過度の冷暖房による乾燥収縮、結露によるもの
仕上材1.モルタル塗りの吹付材の亀裂5年巾1.0mm未満の亀裂
仕上材2.サイディング等の変形、割れの著しいもの5年強度上または機能上支障のない変形、割れ
仕上材3.タイルの割れはがれ5年巾1.0mm未満の目地切れ、白華現象(注5)
仕上材4.サイディングのシーリングの顕著な亀裂、はがれ10年機能上支障のない亀裂・はがれ、美観上の汚れ

シーサンドコートは吹付外壁に分類されるため、「モルタル塗りの吹付材の亀裂」が対象となり、保証期間は5年です。

保証期間はそれほど長くなく、さらに自然劣化のみが対象となるため、物をぶつけて割れた・こすって削れたなどで補修が必要になった場合は自費になります。

健太郎

よほどのことがない限り、5年でシーサンドコートが自然劣化することはありません。ただ保証の仕組みとして知っておくと、万が一のときに慌てずに済みますよ。

シーサンドコートのメンテナンス費用の目安

シーサンドコートは耐久性が高い外壁材ですが、長く美しく保つためにはメンテナンスが必要になります。

そこで気になるのは、「どのくらいの費用がかかるのか」という点ですよね。

シーサンドコートの補修費用は依頼先によって大きく異なります。

  • 住友林業ホームテックに依頼した場合:300〜350万円前後
  • 住友林業以外の業者に依頼した場合:80〜150万円前後

費用だけを見れば、住友林業以外の会社に依頼したほうがかなり安く抑えられます。しかし前述のとおり、住友林業以外の業者に依頼した場合は外壁に関する保証が対象外になる可能性があります。

費用と保証のどちらを優先するかは、家の状態やライフプランによっても変わるため、まずは住友林業ホームテックに相談し見積もりを得た後で、比較対象として別の業者に相談してみるのも良い方法です。

塗り替え時に他の塗装を選ぶこともできる?

住友林業に依頼した場合は基本的にシーサンドコートでの塗り替えが推奨されますが、提携業者が対応できる素材であれば、別の仕上げ材を選ぶことも可能です。

ただしその場合は費用が上がる場合もあり、保証の扱いも確認が必要です。

施工そのものを他社に依頼する場合は、施工業者が対応している範囲で自由に素材を選べます。

シーサンドコートと似ている塗料

将来的に他社でメンテナンスを検討する場合や、費用を抑えながらシーサンドコートに近い外観を再現したい場合には、以下のような塗料が選択肢になります。

シーサンドコートと似ている塗料

セリフ:「将来的に費用を少しでも抑えたい」という方にとっては、こうした選択肢を知っておくだけでも安心感につながりますよ。

シーサンドコートを選ぶ際の注意点

シーサンドコートは家の外見をワンランク格上げしてくれます。

ただし、好みや何となくだけで選ぶのは要注意!仕上がりを想定せずに選んでしまった結果、想像と違う外観になったりメンテナンス面で負担が増えたりすることもあります。

シーサンドコート選びで失敗しないためにも、展示場で家の外観を実際にチェックしてみてください。カタログのサンプルなどの小さな範囲ではわからない質感や見え方などが、確認できます。

さらに、できれば朝・昼・夕方と時間を変えて見てみることを強くおすすめします!

健太郎

シーサンドコートは時間帯や日の当たり方で見え方も変わるので、何度か同じ展示場を訪れてみると良いですよ。

また、軒天の色や植栽のボリューム・タイルとの組み合わせなど、外観全体のバランスも外壁の印象に影響します。色を単体で決めるより、外観全体のコーディネートとして設計士と一緒に検討してみてください。


シーサンドコートの色がある程度決まってきたら、外構のことも同時に考え始めるタイミングです。

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シーサンドコートのことを知り、後悔しない選択をしよう

シーサンドコートは、住友林業の家を象徴する外壁仕上げ材です。高級感と風合いのあるその仕上がりに、「住友林業で家づくりをするなら絶対シーサンドコート!」と考えている方も多いことでしょう。

しかしシーサンドコートの色の見え方は光の当たり方で変わり、メンテナンス費用も決して安くはありません。後悔しない選択をするためには、事前にしっかり情報を集めておくことと、担当者とのていねいな打ち合わせを行うことが大切です。

健太郎

「これにして本当によかった!」と思える外壁選びのために、ぜひこの記事を参考にしてみてください。


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外観デザインや外壁材の選定は、担当者の提案力が大きく影響するもの。シーサンドコートの色や外構との組み合わせなど、細かなこだわりをしっかり形にするためにも、信頼できる担当者に最初からつながることはとても大切です。

健太郎

住宅業界経験25年以上・FP1級・宅地建物取引士の資格を持つ僕、健太郎が、家づくりの進め方や見積もり内容の相談にも対応しますよ。

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