住友林業のわが家の見積額を大公開!詳細の解説とその他の家の見積もり事例

住友林業 我が家の見積額

「住友林業の見積もり金額ってどれくらいになるもの?」「うちの見積もり金額って高いのかな?」

住友林業は、一般的な住宅メーカーよりやや高い価格設定を行っています。そのため見積もり金額が妥当なのかどうか、判断しにくい場面もあるかもしれません。

そこで、この記事では住友林業で平屋を建てたわが家の見積もり費用を紹介します。見積もり費用を抑えるコツにも触れているので、これから住友林業で家づくりを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

住友林業への見積もり依頼がまだな方は、まずは紹介制度の登録を行うことをおすすめします!

住友林業には「紹介制度」というサービスがあり、活用することで以下のお得な特典を受けることができます。

  • 紹介割引が得られる(10%前後目安)or数十万円相当の紹介特典
  • 優秀な営業・設計士の紹介

見積もり費用にも良い影響を与える制度のため、ぜひ活用してみてください。申請方法は僕のLINEかこのホームページの「問い合わせ」からご連絡いただくだけでOKです。

また、紹介制度をご利用いただいた方には、「住宅のプロ」である僕が住まいづくりの相談にお応えします。費用のことや保険のこと、暮らしの中で知っておくとちょっと便利なサービスなども紹介するので、お気軽にご連絡くださいね。

わが家の見積もり額の実例を公開!

住友林業で家づくりを検討している方にとって、「実際どれくらい費用がかかるのか?」は大きな関心事だと思います。

そこで今回は、わが家のリアルな見積もり金額をご紹介します。

まず以下は、契約前の見積もり費用です。

建物本体工事費用約4,806万円
建物提案工事費用約1,215万円
付帯工事費用約1,289万円
諸経費約93万円
その他工事費用約170万円
合計7,660万円(税抜)

※すべて税抜き表示

契約前の見積もり金額は、あくまでたたき台と考えるのが良いでしょう。打ち合わせが進むにつれて変更箇所や追加箇所もでてくるため、費用が大きく変動する可能性があります。

続いて、最終的な見積もりをご紹介します。

建物本体工事費用約4,913万円
建物提案工事費用約1,126万円
付帯工事費用約913万円
諸経費約93万円
その他工事費用約317万円
合計7,394万

※すべて税抜き表示

最終的な見積もり額は契約前よりも約266万円下がる結果となりました。これは外構の一部を別会社に依頼したり、カーテン工事を省いたりといった、いくつかのコスト見直しが大きく影響しています。

以下は、契約前と契約後での見積もり内容の変化をまとめた一覧です。

契約前契約後契約前と後の差額
建物本体工事費用約4,806万円約4,913万円+107万円
建物提案工事費用約1,215万円約1,126万円+1万円
付帯工事費用約1,289万円約913万円-376万円
諸経費約93万円約93万円0
その他工事費用約170万円約317万円+147万円
合計7,660万円7,394万円-266万円

※すべて税抜き表示

こうして見比べると、コストが上がった項目もあれば、大きく下げられた項目もあることがわかります。
いろいろな費用を見直しながら、完成した家がこちらです。

我が家のリビング
我が家のリビング
我が家の寝室
広々としたウォークインクローゼット
我が家のおしゃれな洗面所
我が家の寝室

無駄を省きながらこだわる部分にはしっかり費用をかけ、満足いく家を完成させました!

家づくりの費用は最初の見積もりから大きく変動することがあるため、契約前の段階で「本当に必要なもの」「後から削れる部分」などをしっかり見極めることが大切です。

見積り内訳の詳細

家の見積もり内訳のイメージ

ここからは、契約前と契約後それぞれの見積もり項目ごとの金額を比較しながら、その内容や背景を詳しくご紹介します。

建物本体工事費用

契約前契約後差額
建物本体工事費用(税抜)約4,806万円約4,913万円+107万円

建物本体工事費用とは、建物の構造や仕様など、基本となる部分の工事費用です。契約後に若干増えてはいますが、値引きも適用された結果この程度の差額におさまりました。

わが家が受けた値引きについては、こちらの記事で詳しくご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

建物提案工事費用

契約前契約後差額
建物提案工事費用(税抜)約1,215万円約1,126万円+1万円

この項目は、いわゆるオプション工事費用のことです。

わが家では、外壁やお風呂、屋根材や照明など、標準仕様に加えて多数のオプションを選びました。

特に高額だったのが、ビルトインガレージに取り入れた電動シャッターです。これだけで約300万円ほどかかりました。

費用のかかったガレージの電動シャッター

オプションの詳細が気になる方は、LINEで「オプション明細」と送っていただければ自動でお届けしています(余計な文字が入ると返信されないのでご注意を!)。

また、以下の記事では住友林業の標準仕様について詳しく解説しているので、気になる方はチェックしてみてください。

付帯工事費用

契約前契約後差額
付帯工事費用約1,289万円約913万円-376万円

付帯工事とは、簡単に言えば建物本体以外に必要になる工事のことです。電気・ガス・水道などのインフラ工事のほか、(必要であれば)地盤改良費用や外構工事などが含まれます。

金額が大きく変化したのは、外構工事が主な原因です。

外構工事は当初すべて住友林業緑化に依頼することになったのですが、費用を抑えるためにウッドデッキとウッドフェンスは別の会社に依頼することにしたのです。その結果、金額を大きく削減することに成功しました。

住友林業緑化はセンスも技術も良いですが、こうした「どこに施工を依頼しても品質にそれほど大きな差がでない部分」に関しては、別の会社に分けて依頼するのも、費用節約のテクニックです!

諸経費

契約前契約後差額
諸経費(税抜)約93万円約93万円0

※すべて税抜き表示

諸経費は、設計料や工事管理費などの事務的な経費が含まれます。ここは変更もなく、設計士さんや現場監督さんの人件費的な位置づけですね。

その他工事費用

契約前契約後差額
その他工事費用約170万円約317万円+147万円

※すべて税抜き表示

最終見積もりまでにもっとも変化が大きかったのがこの「その他工事費用」の項目です。内容としては以下のようなものが含まれます。

  • 照明器具
  • カーテン工事
  • インターホン
  • クローゼット収納
  • セキュリティ機器
  • ミラー設置

こちらで大きく金額がアップした理由は、照明工事にあります。当初50万円で計算していたのですが、最終的な費用は約195万までアップしたためです。

ただし、最初は60万円の計算だったカーテン工事はカーテンを設けない「カーテンレス」の方針に変更しているため、工事費のプラスは全部で100万円台におさえることができました。

わが家の照明計画については、僕のLINEに「照明」と送っていただければ明細を共有します!(※照明以外の文字が入っていると送れないため注意してください)


今回ご紹介したように、見積もり金額は工事の内容によって変わります。そして、もう一つ見積もりに変化を与える大きなポイントが「紹介制度」の活用です。

見積もりをすでに作成してしまった人は対象外になりますが、まだ「住友林業で建てたらどのくらいかかるのかな?」という段階の方には、紹介制度の利用をおすすめします。

紹介制度の特典:

  • 紹介割引(10%前後目安)、または数十万円相当の特典
  • 信頼できる営業担当や設計士の紹介

この記事を読んで「え、こんなにかかるの…?」と思った方でも、紹介制度を使えば予算内におさまる可能性もあります。僕が責任を持ってご紹介しますので、気になる方はぜひお問い合わせください。

その他の事例の見積もり費用

見積もり費用のイメージ

ここでは、わが家の見積もりだけでなく、他の住友林業オーナーの事例を参考に、どのくらいの費用感になるのかを見ていきます。

家の大きさ建物のみの価格
(Aさん)38坪の平屋4,300万円
(Bさん)48坪の平屋4,600万円

平屋に絞ったご紹介となってしまいますが、同じように平屋を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

住友林業の坪単価目安

家のイメージ

つづいて住友林業の坪単価の目安もチェックしておきましょう。

坪数坪単価価格(建物本体価格)
20坪126.5万円2,530万円
25坪117.7万円2,943万円
30坪110.0万円3,300万円
35坪105.6万円3,696万円
40坪101.2万円4,048万円
45坪96.8万円4,356万円
50坪92.4万円4,620万円
60坪88.0万円5,280万円
70坪82.5万円5,775万円

この金額はあくまで「建物本体価格」だけをもとにした計算です。実際には外構工事、照明・カーテン、収納、空調設備などのオプション費用が追加されるため、坪単価もその分高くなる傾向があります。

オプション込みの坪単価をイメージするなら、「建物だけの坪単価+10〜20万円/坪」が目安です。

たとえば30坪の家でオプションを入れると、坪単価は120〜130万円ほどになるケースもあります。最初からオプション込みで考えておくと、予算オーバーを防ぎやすくなりますよ。

住友林業の見積もりの注意点

新築計画の注意点のイメージ

見積もりは家づくりの出発点ですが、住友林業では「見積もり=最終金額」ではないことを前提にしておくことが大切です。

ここでは、見落としがちな見積もりの注意点をいくつかご紹介します。

見積もり金額は最終的に上がる可能性大

住友林業の初回見積もりは「ベースの金額」です。

そこから打合せが進むにつれて、「やっぱりこれも付けたい」「こっちの方が好み」と希望が増えていくことで、金額がじわじわ上がる傾向があります。

とくにインテリアや設備、外構にこだわる場合は、オプションの追加で数百万円単位の変動もあるので注意が必要です。

消費税を見落としがち!

住友林業 我が家の見積書

住友林業の見積もりは税抜で提示されることが多く、あとから消費税分が追加されます。たとえば7,000万円の見積もりであれば、消費税だけで700万円前後が加算される計算に。

 「なんとか予算内だ!」と思っていても、最終的に税別・税込の差で想定を超えるケースがよくあります。

見積り作成には5万円の費用が必要

住友林業では、正式な見積もり・間取り図を作成する前に「申し込み金」として5万円の支払いが必要です。

住友林業の見積もり作成は、営業担当ではなく専門の設計士が要望を聞いて図面を作成し、その上で金額を算出します。そのため「とりあえずざっくり見積もりだけ…」という対応ができず、本気で住友林業で家を建てる人にしか見積もりは作成できないシステムなのです。

ただしこの5万円は契約後に返金されるため、実質的には無料です。とは言え「なんとなく予算感だけ掴んでおきたい」というだけの人にとっては、痛手となります…!

見積もりが予算オーバーしたときにできること

お金のイメージ

「見積もり段階から予算をオーバーしてしまった…」というのは、よくある悩みです。でも、あきらめる前にできることはたくさんあります。ここでは、予算内におさめるための工夫をまとめました。

  • 家の規模を見直す
  • 土地の安いエリアを再検討してみる
  • 仕様グレードとオプションをしぼる
  • 施主支給を検討する
  • Forest Selection BF ・プレマールを検討する
  • 値引き交渉をする
  • 団体信用生命保険(団信)・生命保険のオプションを絞る
  • 割引・補助金制度を活用する
  • 分離発注できる部分は外部に依頼する
  • 他メーカーで家を建てることも視野に入れる

とくに家の規模やエリアを見直すことや、Forest Selection BF ・プレマールを検討することは、費用見直しに大きな変化を与えるはずです。

予算オーバーとなったときの対策方法については、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひチェックしてみてください。

まとめ|住友林業の初回見積もりをもとにプランをじっくり練ろう

住友林業の見積もりは、建物本体の費用だけでなくオプションや外構、さらには設計にかかる人件費まで細かく分類されています

初回で提示された金額に驚くかもしれませんが、内容をていねいに確認しながら、プランの見直しや優先順位の整理を進めることで、納得のいく金額に近づけることができるはずです。

また、これから見積もり相談をする方にぜひ活用してほしいのが「紹介制度」です。

「紹介制度」を利用することで、以下のような特典を受けられる可能性があります。

  • 紹介割引(10%前後目安)または数十万円相当の特典が受けられる
  • 優秀な営業・設計士の紹介が可能

この制度を使って相談に進むと、見積もり段階から有利に進められることもあるため、活用したい方はお気軽にご相談ください。

さらに、紹介制度を使ってくれた方には、住宅業界歴25年・FP1級・宅地建物取引士の資格を持つ僕、健太郎が家づくりのプラン相談にも乗ります!

一緒に理想の家づくりを実現しましょう。