住友林業で予算オーバー!諦めたくないときの10の対策方法

「住友林業で家を建てたいけど、予算オーバーすぎる!」
…そんなとき、どうすれば夢のマイホームをあきらめずに済むのでしょうか。
この記事では、住友林業で予算オーバーを解消するためにできる10の対策方法を紹介します。僕自身の実体験もふまえて、すぐに検討できる内容を集めました。
仕様の見直し、土地選びの工夫、制度の活用など、いろんな角度からできる工夫をまとめているので、ぜひ参考にしてください。
住友林業の家で予算オーバーしたときの10個の対策方法
住友林業は魅力的なハウスメーカーですが、その分、費用も高くなりがち。
僕自身も「理想の間取りを考えていたら、あっという間に予算オーバー…」という事態に直面しました。
ここでは、そんなときに試してみてほしい10つの具体的な対策方法をご紹介します。
- 家の規模を見直す
- 土地の安いエリアを再検討してみる
- 仕様グレードとオプションをしぼる
- 施主支給を検討する
- Forest Selection BF ・プレマールを検討する
- 値引き交渉をする
- 団体信用生命保険(団信)・生命保険のオプションを絞る
- 割引・補助金制度を活用する
- 分離発注できる部分は外部に依頼する
- 他メーカーで家を建てることも視野に入れる
まずはできるところから見直して、予算に少しでも近づけましょう!
予算オーバー対策1.家の規模を見直す
予算を調整するうえで、まず考えたいのが延床面積の見直しです。

住友林業の坪単価は、一般的に90万円〜130万円程度とされており、平均すると1坪あたり約110万円になります。
1坪は約2畳に相当するので、たとえば家のどこかを2畳削減するだけで約110万円のコスト削減が可能です。
収納スペースや廊下の幅など、生活に大きく影響しない範囲を少し見直すだけでも、予算にゆとりが生まれます。
予算オーバー対策2.土地の安いエリアを再検討してみる
土地代は、建物価格と並んで家づくりの大きなウエイトを占める部分ですよね。
もし希望エリアの土地価格が高いと感じたら、少しエリアを広げてみるのもひとつの手です。
たとえば、駅から少し離れた場所や郊外に視野を広げると、土地代を数百万円単位で抑えられるケースもあります。
土地探しは住友林業の担当者に相談しても良いですが、自分でも探したい場合は以下のサービスが便利です。

希望条件に合った土地情報を提案してくれるだけでなく、未公開物件の紹介や住宅購入マニュアルの無料プレゼントもあります。
不動産屋にわざわざ足を運ばなくても、自宅で比較できるので、忙しい方にもおすすめです。
予算オーバー対策3.仕様グレードとオプションをしぼる
住友林業の標準仕様は、他メーカーではオプション扱いになるほどのレベルのものばかりです。無理にグレードアップを重ねなくても、デザイン・性能ともに十分満足できる内容になっています。

そのため、予算を抑えるのであれば「どうしてもここだけはこだわりたい!」という箇所を見極めて、それ以外は標準仕様でシンプルに抑えるのがポイントです。
外壁やキッチンなど、見た目を重視したい部分は集中投資し、その他は潔く標準にしておくことで、メリハリのあるコスト配分ができます。
予算オーバー対策4.施主支給を検討する
設備や部材の一部を自分で手配する「施主支給」という方法も、コストダウンには有効です。
ただし、水回り設備(キッチン・バス・トイレなど)は、住友林業側で断られるケースもあるため、事前確認が必要です。
実際に検討しやすいのは、照明やカーテン、エアコン、造作家具など。ネット購入や専門店経由で手配すれば、ハウスメーカー経由より安く済むこともあります。
予算オーバー対策5.Forest Selection BF ・プレマールを検討する
住友林業の中でも、コストを抑えやすい商品シリーズがあります。
たとえば「Forest Selection BF」は、自由設計よりも間取りの自由度はやや落ちますが、設計料や部材ロスを減らせるため、坪単価を抑えることができます。

さらに費用を抑えたい場合は、完全規格型の「プレマール」という商品もおすすめ。外観や設備にこだわりつつも、コストを重視する方向けに作られていて、住友林業の雰囲気を残しながら建築費を抑えることが可能です。

予算オーバー対策6.値引き交渉をする
見積もりを見て「予算オーバーだ…」とあきらめる前に、値引き交渉をしてみるのも大事なステップです。

住友林業は「値引き一切なし」という会社ではないため、交渉次第で費用が変わる可能性があります。
実際に僕も交渉をしています。その他の値引きテクニックも駆使していますが、交渉した分も含めると、最終的には合計800万円の値引きに成功しました。
もちろんムリな交渉は通りにくいですが、「聞いてみる価値」は十分にあると思います。
住友林業の値引きについては、以下の記事で詳しく解説しています!

予算オーバー対策7.団体信用生命保険(団信)・生命保険のオプションを絞る
住宅ローンに組み込まれる団体信用生命保険(団信)には、「がん団信」や「3大疾病保障」などの手厚い特約がついてくる場合があります。
ただし、これらの特約は金利の上乗せ対象になっており、外すことで金利を0.1〜0.3%ほど下げることも可能です。
また、団信でカバーされる内容と、現在加入している生命保険の保障が重複していないか見直してみることも大切です。
状況によっては生命保険を解約して、月々の支払いを軽くするという方法もあります。
予算オーバー対策8.割引・補助金制度を活用する
意外と見落としがちなのが、キャンペーンや補助金制度の活用です。

住友林業でも時期によっては各種キャンペーンを行っていたり、モデルハウス来場プレゼントなどを実施していたりします。
また、政府や自治体の補助金制度をうまく活用すれば、数十万円〜100万円以上の助成を受けられることもあります。住まいの機能や設備が補助金制度の条件にあてはまっていれば、申請を検討しましょう。
さらに登録するだけで値引きを受けられる「MY HOME PARK」の活用や、「紹介制度」も忘れてはいけないポイントです。
紹介制度とは?
紹介制度とは、住友林業のオーナーが住友林業とあなたをつなぐ制度のことです。これを利用することで、紹介された方は「オーナーのご紹介者」という扱いになり、通常よりも手厚い待遇が行われます。
【手厚い待遇の内容】
- 優秀な担当者・設計士がつく
- オーナーの値引率に比例した値引きが行われる など
もちろん紹介だからといって契約の義務はありません。「まずは話を聞いてみたい」という方も、気軽に活用してみてください。
さらに、僕からの紹介制度を活用していただいた方には、FP1級と宅地建物取引士の資格を所持する健太郎が、お金のこと・家づくりのことを一緒に考えます!
紹介制度はすでに担当者が決まっている人は活用できないので、早い段階でご相談くださいね。(LINEや問合せページから、「紹介希望」と送っていただければOKです!)
予算オーバー対策9.分離発注できる部分は外部に依頼する
太陽光パネルやカーポート、庭などの外構工事費用の費用割合が高い…という方も多いのではないでしょうか。
外構工事は住友林業ではなく、外部の業者に依頼することでコストを抑えるという方法もあります。
ただし注意点として、住友林業以外の施工箇所は住友林業の保証対象外になる場合があります。そのため事前に確認が必要です。
「ミツモア」や「暮らしのマーケット」などのマッチングサイトで個人業者とつながるのも良いですが、「外構業者を自分で探すのは面倒」という方には、以下のサービスが便利です。

こちらは、いわゆる外構業者比較サービスです。条件に合った業者にまとめて見積もりを依頼できるので、費用やサービス内容の比較検討が簡単にできます。
また、こうしたエクステリアや家具などは、引き渡し後にゆっくり発注するのもおすすめです。一気に詰め込まず、資金に余裕ができたタイミングで対応していくと、無理なく予算が整います。
予算オーバー対策10.他メーカーで家を建てることも視野に入れる
予算オーバーの最終手段として「住友林業と似たデザインや性能の家を建てられる別メーカーを検討するという選択肢もあります。
木の風合いを大切にした設計や、設計自由度の高いメーカーは他にも存在します。大手メーカーはもちろん、地元の工務店が意外にもハイセンスで高機能の家を建てられる…なんてケースも、実は少なくありません。
住友林業で家を建てたい理由がぼやけている場合は、他社メーカーもチェックすることで、最良の方法が見つかるかもしれませんよ!
また、以下のサービスで一括資料請求すれば、複数メーカーのカタログを取り寄せて比較することも可能です。

忙しい中で一社ずつカタログ請求をして、それぞれの特徴を一つずつ調べるのは大変なので、まとめて確認できるこうしたサービスもうまく使ってみてください。
まとめ|予算オーバーであきらめる前にできる工夫を試そう
住友林業で家を建てたい。でも、予算がオーバーしてしまった――そんなとき、がっかりする気持ちはよくわかります。
ですが予算オーバーしても、費用面で工夫できる余地は意外とたくさんあります。今回紹介した対策の中に、きっとあなたに合ったヒントがあるはずです。
住友林業の家づくりを後悔なく進めるためにも、あきらめる前に一度立ち止まって、選択肢を整理してみてくださいね。