住友林業の家のメンテナンス費用の目安とは?一般的な住宅との比較や費用を抑えるコツ

家を建てたあとのメンテナンス費用はどれくらいかかるのか、気になる人も多いのではないでしょうか。
住友林業では、オーナーに「維持保全計画書」という冊子が渡されます。そこには、建てたあとの点検や修繕の予定と、おおよその費用が書かれています。
わが家の場合、建物と外構を合わせて総額8,700万円です。その維持にかかる費用は、年間で約29万円、60年間ではなんと1,728万円という見積もりになっていました。
かなり驚きましたが、この金額は住友林業の家の中でも高めの金額です。おそらく、あちこちにオプションを入れていることや、庭のメンテナンス費用が影響していると思います。
この記事ではそんなわが家の体験を交えながら、住友林業のメンテナンス費用の目安や、一般的な住宅との違い、そしてコストを抑えるための工夫について、わかりやすくお話ししていきます。
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【わが家の事例付き】住友林業のメンテナンス費用の目安は?
住友林業ではオーナーに「維持保全計画書」という冊子を提供しています。
そこには、家を建てたあとに必要になるメンテナンスの内容と、おおよその時期が書かれています。
わが家の場合を見ていきましょう。

わが家は建物・外構費用を入れると8,700万円(土地代抜き)です。年間のメンテナンス代は28万8,000円、月に直すと2万4,000円となります。60年間だと1,728万円かかる計算です。
正直に言うと僕の家のメンテナンス費用は、他の住友林業オーナーさんの家よりも高めです…。おそらく家のほとんどにオプションを入れたことや、外構(とくに庭)のメンテナンス費用が大きいことが原因だと思います。
それでも長く大切に住んでいきたい家なので、必要なところにはきちんと手をかけていきたいと思っています。
一般的な住宅と住友林業|メンテナンス費用の差額
では、住友林業の平均的な家と一般的な住宅のメンテナンス費用の差額はどれくらいなのでしょうか?
- 一般的な住宅のメンテナンス費用相場(60年間):1,200万円以上かかることも
- 住友林業の家のメンテナンス費用相場(60年間):700万円前後
住宅産業協議会資料「長持ちさせる! 住まいと設備のメンテナンススケジュールガイド 60年版」と「みずほ不動産販売」の情報を参考にして算出したところ、一般的な住宅で60年の間にかかるメンテナンス費用相場は、1,200万円以上と考えられます。一方で、標準仕様をメインにして建てた住友林業の家は、700万円ほどで済みます。
初期費用は高いものの、長い目で見れば住友林業の家のほうがメンテナンスコストはかからないようです。
住友林業の家がメンテナンス費用を抑えられる理由

住友林業の家は、建ててからのメンテナンス費用を抑えやすいと言われています。その理由は、使っている素材や保証の内容にあります。
住友林業 | 一般住宅の平均 | |
タームガード回数(有料) | 60年間で5回 | 60年間で11回 |
無料点検の年数 | 最長60年 | |
住宅設備の保証年数 | 10年間 | 2年間 |
外装材の耐用年数 | 30年以上 | 10年前後 |
それぞれの内容を、見ていきましょう。
タームガード回数が少ない

画像引用元:住友林業公式サイト
シロアリ対策のタームガードは、一般的な住宅では5年ごとに施工するのがふつうです。しかし住友林業では、10年ごとのサイクルになっており、この違いが大きな節約になります!
タームガードは通常、1回の施工で10万〜15万円ほどかかります。60年間で見てみると、住友林業は5回(50万〜75万円)で済みますが、一般的な家では11回(111万〜165万円)必要になることもあります。
長く住むほど、負担がぐっと変わってきますね!
無料点検・保証の期間が長い!(最長60年)

画像引用元:住友林業公式サイト
住友林業の家では、建てたあとに行われる無料の定期点検が、最長で60年まで続けられます。
自動的に60年間の無料点検が行われるわけではなく、30年をすぎた時点で延長が可能になる仕組みです。30年の点検時にメンテナンスが必要とされた部分を修繕し(有料)、耐久診断を実施することで、保証を10年延長できます。そうして最長60年までの延長が可能です。
ただし外装材によっては、最初から60年保証がついているケースもあります。たとえば、タイルや瓦屋根などの耐久性のある素材は、保証もそれに合わせて設定されています。
また、太陽光パネルと一体になっている瓦屋根は、保証が30年に設定されているなど、条件によって違いもあるので、計画段階で確認しておくと安心です。
住宅設備も10年間保証
もうひとつ安心なのが、キッチンやお風呂などの住宅設備に対しても10年間の保証があることです。10年の間での自然故障であれば、出張修理費や部品交換が何度でも無料になります!
一般的な住宅では、設備の保証期間は2年程度が多く、それを過ぎると修理代がすべて自己負担になるケースがほとんどです。
この差も、積み重なると大きな違いになりますね。
ちなみに、設備とは以下に該当するものです。
- キッチン関連
- 洗面関連
- トイレ関連
- 浴室関連
- 給湯設備
- 冷暖房設備
- 換気設備
- 太陽光・蓄電池
- インターホンやセンサーなど
- 造作工事が伴わないLEDダウンライト
外装・構造部分の耐久性が高い

画像引用元:住友林業公式サイト
住友林業の家づくりでは、耐久性の高い素材が使われています。
たとえば外装材は、30年以上メンテナンスが不要なものが標準で使われることが多いです。また、建物の骨組みにあたる「構造躯体」には、75年の耐久性がある部材が採用されています。
定期的に手をかけなくても、きれいな状態が長持ちすることも、住友林業の家の大きな魅力のひとつです!
住友林業の保証の範囲

住友林業の家は、住まいのあらゆる場所に保証制度が設けられています。
対象部位 | 保証期間 |
構造躯体・防水 | 最長60年 |
不同沈下 | 30年 |
防蟻 | 10年 |
土間・床・壁・天井(仕上げ) | 2年 |
外壁 | 5年〜10年 |
破風・軒天・樋などの屋根周り | 2年 |
給排水・給湯設備(水回り設備) | 2年〜10年 |
冷暖房・換気設備 | 2年〜10年 |
建具 | 2年〜10年 |
雑工事 | 2年 |
樹木・芝生など | 1年 |
外構 | 1〜2年 |
ただし、そのほとんどが「自然破損」が保証の条件です。異物のつまりや衝撃などが原因で破損した場合は保証にならないので注意してください。
また、生活に支障をきたさない場合は保証がおりないこともあります。
家づくりの際は「どこまでが保証の範囲なのか」をきちんと知っておくことが大切ですね。
わが家が活用した住友林業の保証内容
住友林業の家にはいろいろな保証がついていますが、実際にわが家で使ったのは「クロスのひび割れ」と「植栽の保証」でした。
まず、クロス(壁紙)のひび割れには保証期間が2年設けられています。

最初の冬を迎えると、乾燥の影響でどうしても壁紙に細かなかなひびが入りやすくなります。わが家も例にもれず、春を迎えるころには気になるところが何か所か出てきたので、保証内でしっかりと直してもらえました。
これから家づくりをする人も、冬を越えたタイミングで一度壁紙の補修を検討したほうが良いでしょう。
もうひとつの植栽に関しては、1年間の保証がついています。

土との相性が合わないと木は意外と簡単に枯れてしまうこともあります。我が家でも、4本のうち2本が枯れてしまい、保証で交換してもらいました。
ちなみに、枯れた木を新しく植え直すとそこからさらに1年間の保証がつきます。木の種類にもよりますが、処分費や植え替え費用をあわせると1本あたり7万円以上になることもあるので、この保証はありがたかったです。
ただし、植栽を家づくりの際に依頼しておらず、住友林業とまったく関係のない会社にお願いした場合は保証が適用されませんので、注意してください。
住友林業に依頼する「実費のメンテナンス費用」は高い?一般住宅との比較

保証があっても、すべてのメンテナンスが無料になるわけではありません。保証内容から外れてしまうメンテナンスが必要になった場合は、実費で修繕が必要となります。
たとえば外壁塗装で保証外のメンテナンスが必要になった場合、住友林業に依頼すると、40坪の家で250万〜350万円ほどかかることがあります。一般的な相場は80万〜150万円ほどなので、金額だけ見ると高く感じますよね。
しかし住友林業は職人の技術が高く、施工の品質も安定しています。使用する材料もきちんと選ばれていて、仕上がりの美しさや持ちも良いとされています。
また、他の業者に頼むともしものときに保証が使えなくなることもあるので注意が必要です。
メンテナンス費用を抑えるためにできること

長く安心して住むためには、定期的なメンテナンスは欠かせません。でも、できることなら無駄な出費は避けたいですよね。
ここでは僕自身が意識している「メンテナンス費用を抑えるコツ」をご紹介します。
無駄な工事を避ける
業者から提案されると、「やったほうがいいのかな」と迷ってしまうこともあると思います。しかしすべてを受け入れる必要はありません。
本当に必要な工事かどうかを、自分でも一度考えてみることが大切です。
事前に家の状態をよく把握しておけば、余計な工事を避けることができ、結果的に費用を抑えることにつながります。
長持ちする外壁や屋根材を選ぶ
建てるときに少し初期費用が高くなっても、長くもつ素材を選ぶと将来のメンテナンス費用がぐっと減らせます。
たとえばタイルの外壁はあらかじめ60年保証がついています。導入費用は高額ですが、メンテナンスの負担を抑えられるため、トータルで見るとコストの軽減につながる素材です。
屋根材も、耐久性の高いものを選んでおくと安心ですね。
まとめ|住友林業の家はメンテナンス費用を抑えられる
住友林業の家は、最初にかかる費用こそ高めですが、長く暮らすほどにメンテナンスの負担を軽くしてくれる仕組みが整っています。
定期点検の長さや、設備・外装の高い耐久性、充実した保証制度などの積み重ねが、将来的な費用の削減につながっているのだと思います。
もちろん、わが家のようにオプションを多く取り入れた場合は、維持費もそれなりにかかってきます。しかし大切な住まいを長く快適に保つためには、必要なところにしっかり手をかけていくこともまた、安心につながると感じています。
住友林業のメンテナンス費用が気になる方の参考になればうれしいです。
【住友林業での家づくりを検討している方へ】
僕からの紹介制度を使っていただくと、以下の特典を受け取ることができます。
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- レベルの高い営業・設計士を優先的にご案内
- 家づくりのことについて、健太郎に相談し放題
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※紹介したからといって、契約は必須ではありません!「ちょっと興味がある」くらいの方でも大歓迎ですので、お気軽にご連絡ください。